欧羅巴行進曲 (10) 第一楽章/Verkehrsmuseum Remise : 4

やっと写真整理終わったー!! 結果、全70回になることが決定しました。我ながら長いなー。ざっくり香港の倍ってことになるんだが、実質滞在日数も長かったし被写体も多かったからまあこんなもんか。
てことで粛々と進めてまいりましょう。交博の巻ラストは渋いもの集。

この手の施設につきものといえば、忘れちゃいけない事業用車。少数ながらも展示があった。

ほぅ。これはまたごついクレーン付きで。間近に寄ってのぞきこんでいたら、ちょうどそこへ係員さんがやってきて「運転室部分だけなら乗ってもいいよ」(もちろん英語で)。えっ、いいの? やったー。んじゃお言葉に甘えて。

クレーンの下は意外と広い荷台だった。油のしみた床が、かつての活躍ぶりをにじませる。

後ろに連結していたのは、日本でいうチキ。中央2本のレールは、路面埋め込み用として多少見覚えのあるタイプやね。

奥のエリアにも少々。

屋外にいた赤い車両の先輩にあたるであろう、荷台の大きな車両。fahren という単語だけは見覚えがあるけど(車のディーラーかなにかで)、この2語でどういう意味?と首をかしげていたら、これまた説明板で疑問が解けた。戦前か戦中くらいの頃に、自動車道は右側通行と正式に定められたらしく、その周知のためのパネルだった。むしろそれまでは右と決まってなかったことが少々意外。

黄色といえば検測車。という先入観は正しかった。

バイクを無理矢理くっつけたような、そうでもないような。保線系車両が不思議アイテムになる現象も洋邦問わず。

こちらは車両ではないが、駅の信号設備。筐体が木製で、遠目にはオルガンにしか見えない。

そして、パレード車両が置いてあった中庭を進むと、別の棟にもうひとつ展示コーナーがある。

世界各地の、路面電車・地下鉄・バス等の交通機関を紹介するコーナー。

ざっくりと各都市の代表的な例を紹介しているのだが、その中に東京が。

エンドレスで流れていたのは、なぜか井の頭線渋谷で押し合いへし合いの映像。ご丁寧に「押し屋」の解説板までついていた。「これが日本の代表的風景ってことすか…」と、日本人としてはやや微妙な気分に。

そんなこんなで、結果として1時間半ほどの滞在。
最後に売店にて、おみやげに来年のカレンダーをゲット。€140ほどする模型を買うかどうか非常に悩んで、とりあえず見送った旦那さんであった。

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