高架下の証人たち・東急編 (1) 硬券の時代

来週の準備がだいたい完了。に伴い、今週はわずかな衣類を短いローテーションで使い回すことに。つまり洗濯の度に晴れてくれないといろいろ困るわけですよ。
さてここからは在庫処分市シリーズ、これまた13年7月分。首都圏時代のネタはこれでようやく出尽くしですわ。

地下鉄博物館を堪能した翌日。我々はまたしても「その類の施設」にいた。

電車とバスの博物館。という名前だけではどこの会社なんだかさっぱりだが、東急である。
なお、現時点ではなんと長期休館中。リニューアルして来春に再開だそうで。つまり、今回載せる写真はすべて「リニューアル前の展示」となるわけだ。あくまでも当時の記録ってことで。

通路を進んだ先、入口の手前に「踏切」。

ただの展示品かと思いきや、カンカン鳴って遮断機が下りる。すると、すぐ上の高架を急行が通っていった。実物と連動してるのはいいね。

では早速中に入ってみましょう。

この博物館は一度移転している。オープン当初は高津の駅下にあったらしく、昭和中期を再現した窓口の設定にその名残が。

って、運賃安っ! まあ昭和中期ならそんなもんか。田都線がなかったり砧に行く線(そのまんまズバリ砧線)があったりする辺りにも時代を感じる。

当然、出札も超アナログに切符の現物が並んでいたわけで。

現役引退後、展示物として第二の人生を歩むものは他にもいろいろある。

日付印字器。稼働してるとこを観たことはないが、左から右に通すと打刻されるやつやね。

たぶん過去の制服。名札が「宮崎」か「高津」なのは駅由来やね。

珍しいところでは、駅ホームの一部をそのまま持ってきちゃったやつ。あー、昔ながらのホーム下の壁面ってわりとこんな感じだよねー。

ローレル賞の表彰状もあった。8500 ねぇ。走行音はとってもやかましいが、役割を高く評価されたことには違いないようだ。

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