高架下の証人たち・東武編 (1) 褐色の歴史

だいぶ前、母に「これもう使わんから」と貰ったスイカ。すっからかんだとばかり思っていたら、残高が1000円近くあることが判明。うーむ。返す前に駅売店とかでこまめに削るしかないか。
さて今回は、出すタイミングを逸していた鉄道系博物館探訪シリーズ。13年6月撮影。ちなみにまだあと2社分あるんで、そっちはまたそのうち出す、かも。

その頃、その博物館では「1周年」を祝っていた。

結局上までは行かずに終わりそうなスカイツリー。東武がどれほどノリノリだったかは、伊勢崎線の愛称まで変えてしまったところに存分に現れているかと。

ということで東武博物館である。わたしはともかく、20年ほど東武民だった旦那さんには結構身近な存在。

入ってすぐのところで、蒸気機関車が待ち受けていた。開業当時の5号という車両らしい。開業というとギリギリ19世紀だから大したものだ。

英国生まれであることをさりげなく主張する側面デコレーション。

鈍い輝きを放つ運転台内部も、実に綺麗に保存されている。

その隣にいるのは、東武初の「電車」デハ1形。

これも見事な保存状態。とても90年経っているとは思えん。

中にも入れる。こうして観ると、てっぱくの車両に引けを取らないしっかりとした造り。国鉄に負けまいという気概の為せる技か、鉄道屋としてのプライドか。

つややかな側面も美しい。

屋外にも保存車両がいたのだが、あいにくこの日は工事だか改築だかで中庭に出られず。とりあえず窓越しの鑑賞となった。

貨物やなんやらで活躍したという ED101 形や、

湘南っぽい顔と独特の塗り分けが印象的な 5700 系が置いてあった。

なお、貫通顔バージョンは顔だけの切り身が屋内に。きちんと調べてから観ないと、同系列にはとても見えない。

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