実録・おひとり様物語 誕生編 (8) 鉄道の日-5

南大沢で、まっく電池の限界に挑戦しながら書いてみた。前夜充電したカメラ&携帯は安泰。しかし、世間の流れを完全無視してのーんびり動いてたもんで、月曜だと思い出すのに随分掛かったよ。
って前置きを長くしてる場合じゃないんだった。続きどんどん行かないと、実家に戻る日がすぐ来ちゃう。多分てっぱくの部はこれ込みであと2回。2回で収める。


ミニ列車コーナーの横を過ぎていったのは、南北に長い敷地を結ぶミニシャトル、というかミニはやてだった。あ、乗らなきゃ。
しかし定員がものすごく少ないようだ。先頭と最後尾は3人、真ん中3両は6人。そのためすぐには乗れず、1往復見送って乗車を待つ。お、来た来た。

よく観たら、多分今日だけだろう紅白テープの花が最後尾についていた。いや、本館から観たらこっちが先頭なのか?

さぁ乗る番が来た。案内に従って乗り込む。残念ながら先頭ではない。

せまっ! これ大人が2人…並べなくはないが、確かに見知らぬ者同志で座るにはちょっとアレな幅だ。だからわたしも1人で座れたのね。
乗っている時間はたいして長くない。歩いて戻るのがめんどくさくなったから乗った、くらいの感覚の方が、がっかりしなくていいと思う。もしくは乗ることに意義がある。あと、車内放送のスピーカーが結構うるさいから要注意。

さて本館に戻ってきたのだが、みやげ屋がひどい。入場制限するほどひどい。朝から来た組がそろそろ帰る頃なのだろうか。自分も朝から組であることは気にしない。だって腹減ったんだもん。
もう15時半を回っていた。さすがにレストランも空いただろう。今度は、なんだか懐かしい響きの「日本食堂」に並んでみる。この列の長さなら、さほど待たずに入れそう。

その予想は当たり、スムーズに入ることができた。開館記念の紙が敷かれたトレーを持って、注文へ。何にしようかなー。えーと…

うわ、メイドさん大量発生かい!
てのはおいといて、「食堂車の」という謳い文句に釣られて、ハヤシライス。カフェラテ添えて、いただきまーす。窓際空いててラッキー。

ふぅ。おいしゅうございました。
満腹になったところで、おそらく今日最後になるであろう大イベントをこなしにゆく。ジオラマだ。これも並ぶのは自明なので、後回しにしといたのだ。

2階へ上がると、館内いっぱいに響き渡る汽笛。あの SL の転車(っていうのね)解説イベントの真っ最中だった。ちょうど16時だったので、定時にやるものなのかも。それに群がる御一同様を見下ろしつつ、並ぶ。16時半の回に余裕で入場できそうだ。待ち時間が判るだけ良心的だね。


それにつけても、カメラの電池がやばい。ジオラマ用の車両基地(要は舞台裏)をのんびり撮っていたら、一瞬残量がなくなった。うわぁ。本番までは動かさないことにする。多分そうしたら少しはひねり出せると思うんだ、経験上。
おかげで、勢いよくポイントを通過した車両が壮絶に脱線し、係員が何度も復旧作業を行う、というシーンは、記録に残らなかった。

やがて、入場の時間。半分少々埋まった観覧席を奥へと進み、やや右手寄りの後ろから2列めにつける。そんな後ろへ行ったのは、勿論前が埋まっていたというのもあるが、最大の理由は別。
でかいんだよ。
とてもじゃないが、望遠レンズのないカメラで全体像を撮れる幅ではない。あまりのでかさに、見どころを絞れない。これ解説つきで本当によかったわ。
その後、冒頭の解説で、このジオラマのサイズが横25m×奥行8m(プール4コース分)、実物に換算した場合の総延長は東京〜熱海、もしくは上野〜高崎か宇都宮、に相当することが判明。すげー。そりゃ日本一でしょうとも。

当然ながら、これを観た感動は実物じゃないと伝わらないとは思うが、一応載せとくよ。朝/夕方/夜、似たようなアングルでどうぞ。てか夜は夜景モードじゃないと無理か。電池さえあればね。しくしく。


なお、走っていた車両は HO ゲージで多分こんな感じだったと思う。完全に解説コピペだけどね。
E231(山手、湘南)/205(埼京)/新幹線(700、E2、E3)/253(成田)/251(踊り子)/キハ283(スーパーおおぞら)/カシオペア/ブルートレイン(北斗星)
カシオペアとのぞみが並んで走る瞬間があったんだけど、ちゃんとのぞみの方が速かった。


そして解説ショー終了後、中央駅に近寄ってみたら、一番手前に500が停まっていた。いてよかった。でもいるなら走らせてくれればいいのにー。

さて、もうすぐ17時。こうなったら閉館まで残りの施設しっかり回ってやるー。てなわけでエピローグ?につづく。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。