実録・おひとり様物語 誕生編 (7) 鉄道の日-4

とりいそぎ帰宅報告がてら、1本あげとこか。
今回のてっぱくレポ、どんなに頑張って凝縮しても、あと3回は確実。あ、滞在時間が長いからか。それだけネタが転がっているということにしておこう、うん。
では中盤の見どころ、ミニ列車の巻。乗車から降車までまとめちゃったので異様に長いが、まぁごゆっくりどうぞ。

そろそろ記念スイカ列も減った頃かと思い、2階の引き換え場所へ。そして改めて引換券を眺めて、わたしは初めて自分の勘違いを知る。
1人3枚までって、引換券自体を貰うのが3枚までって意味だったんか!
そう、てっきり、1枚当たりで買えるのが上限3枚、だと思っていたのである。しかし実際は、引換券とスイカは交換比率1対1。2枚欲しければ、最初に2枚貰わなくてはいけなかったのだ。しまった…。

軽くショックを受けつつも、何はともあれ、1枚を確実に入手。複数買いできなかったのは自分のミスなので、これは約束通り譲る分。そのかわり、わたしは、オープン初日に此処へ来たという証を、たくさん手に入れよう。
その後一旦は2階のレストランに並んでみるが、どう観ても予約時間に間に合わなくなったところで断念。年表の下に飾られた品々を眺めて歩く。


東京駅の本来あるべき姿。やっぱいいね。復元が楽しみ。


なんというさいたま。ま、此処さいたまだし。


500ポスターだー! 何度観てもかっこいいなぁ…というつぶやき、他の見知らぬヲタさんからも聴こえてきたよ。


さて、時間だ。ステンドグラスの前を通り過ぎ、集合場所へ。手前のレジで利用料の200円を支払って、いざ。ミニ列車エリアへ行ってみよー。

運転待ちの短い列と、のんびり駆け抜けるプチな車両を観て、予約していない人々が寄ってくる。中には予約システムを理解できない、要するに知的に配慮の必要な方もいたりして、駅員…じゃなくて係員(でもミニ列車は「駅」があるので駅員かも)も大変だなと思った。
そんな中、続々といろんな電車がやってくる。


撮り漏れがあるかもだが、スーパービュー踊り子/成田エクスプレス/あずさ/湘南新宿/京浜東北/武蔵野/埼京、までは確認した。どう観てもさいたまです。そして車両の所属は「鉄ハク」。


集合から十数分後。予約券を渡して「万世橋駅」に入場し、操作方法ガイドを観て待つ。あー、ワンハンドルだといいなー。楽だから。

しばし待った後、どうやらわたしに当たりそうな車両が到着。

あずさだ。目論見通りのワンハンドル。運転席につき、緑パーカーの係員から説明を受ける。マスコンの基本と、警笛ペダルは「お好きな時に」。予約機でのやりとりのときもそうだったが、何か質問するなら緑の人が一番詳しいのかもしれない。
係員がドアを閉め、発車ベルを鳴らす。軽く警笛踏んで、出発進行!

ワンハンドルで本当によかった。でなきゃ走行中の写真とか絶対撮れんかった。

だってちゃんと制限速度の標識があって、それに合わせて ATS も作動するし計器の表示も変わるんだよ。勿論実際は 90km/h なんか出やしないけど。ただ走るだけではございません。ていうか予想外にしっかり作ってあって驚いた。
じゃー本格的にやってやろうじゃないのー。各駅停車! あずさは特急だろってつっこみは却下。


汐留。


ポイント通過したら最高速度でごー! って今思ったけど汐留に車庫って微妙にリアル。


飯田町。ってなに? 飯田橋のパチもん?


え〜、次は〜、…うわめっちゃ観られてるがな! おっと45に落とさな。


両国橋。


すれ違うときは鳴らしてみる。ぷぁーん。
そして制限速度に合わせて走るのもすっかり慣れたところで、終点の万世橋へ。最後のカーブを曲がれば、あとは自動運転で到着。いーやー予想を大幅に上回る楽しさでしたわ! ありがとうミニ列車! 頑張って予約待ちしてよかったね自分!
なわけで、本気シミュレーター(無料だが予約不可で行列発生)に自信のない方は是非やるべし。超おすすめ。予約に並ぶ価値はある。

出口へ向かう陸橋を昇ったとき、ちょうど横の線路に何かがやってきた。もっと向こうを走るリアル在来線ではなく、別のものが。じゃ、その件については次回につづく。

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