あかね色の使者 (2) 形状を知る

阪神から17年。というのを振り返る暇があんまりないくらいに仕事があるのは有り難いことやね。などと少々しみじみしつつ、11月の大宮の続き。ここからが本題。

役者が登場したのは、イベント開始まで15分を切った頃だった。

やはり北からのアプローチ。しかし、ここから観て北端の混雑が手に取るようにわかるほどの密集度っていったい…。
というわけで、この日は E6 の一般見学会。旦那さん名義で応募したのだが、残念ながら吉報なし。今度からわたしのアカウントで出した方がええんちゃうか、と旦那さん。女性の方が当たるっていうけど、どうだろう。

と、そんな諸説はさておき。

入線のとき 300mm では全然遠かったので、×1.4 してさらに待つことしばし。本日最大の見せ場到来。

そういや、この構図で E5 撮るの初めてだわ。だからもう「出」については勘弁してください。
言うまでもなく、これが「E5 と E6 がまともに並ぶ(連結ではなく横並び)初の機会」だったがために、17番線があほみたいに混んじゃったわけで。無論我々もそれ狙いなわけで。

人が多ければ撮影妨害する輩も時には混じっている。それを手短に退けて、みどりの後を追う。

そして、逆光のおかげで意外なことに気づく。ぶっちゃけ E6 は E5 のコピペくらいに思っていたのだが、先頭の側面処理と断面形状が全然違う。やはり直通車は制限が一段と多くなって、まったく同じとはいかないんやね。

こうして大きな祭りは去った。つまりちっちゃいのもあるんだが、その話は後程。

せっかくなので編成撮り。するのも人に揉まれてひと苦労。一瞬のチャンスを狙うしかない。何が大変って、この時の撮影者は非鉄度がえらい高くて、鉄専用の撮影会とは勝手が違うから。

そんな中、我々を和ませてくれたのは、イベント開催中のホームに秋田支援で乗り込んだなまはげさん。

見た目こそ鬼の形相だが、イベント参加者のみならず、こちらにまでカメラ目線をばっちり送ってくれる素敵なサービス精神の持ち主であった。

車内の実物を観れた人を羨みつつ、営業運転に入ったらなかなか出なさそうな「臨時」を保存しておく。

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