雪の色は連帯の色 (3) 坂の下の水飛沫・後編

23日は 6A で上京、ディナーショー行って翌朝は人生初の新幹線通勤。日程がきついのでそれ以上無理しないのが目標。それと今年いっぱい酒は断ちたい。
では米原祭りの続きを。写真より文字が多くてすみません。

先に書いてしまうが、今後はなるべく駅には近寄らない方がいいのかもしれない。乗降のお客さんがいるのに通路を譲らないとか、黄色い線の真上に三脚を置くとか、それを避けようとして身を乗り出すとか、とにかく午後は特にそういうのが酷くて。
ただ、わたしも 6A の時にちょっと虎さんにご迷惑をおかけしたようで申し訳ありません。困った人々を観て自戒。

午後下り列車で午前ほどアップの絵を撮らなかったのは、人を避けた結果、引き気味の構図しか作れなかったという理由もあったりする。
まぁ、虎さんや baku さんと揃って暖を求めて待合室で延々トークしてたから、場所取り的に不利なのは致し方ない。でもそのトークがやたら楽しかったからいっか。

  • 例1:忘れないうちに赤外線通信。baku さんとは一発 OK だったが、虎さんは受信してみたらお名前が空欄だったり。どうしても有楽町の件を想起してしまい、この機能は男性には向いてないんではなかろうか、という仮説を baku さんと立ててみた。
  • 例2:虎さん持参の書籍。表紙買いの傾向が強い女性陣に対し、ピクトリアルもびっくりの硬派な解説書の面白さを語る虎さん。多分1日かけて読めば面白いと思う。ちなみに「やこうれっしゃ」の方はその場で堪能させていただいた。

昼過ぎ。他の同業さんの発言か何かがきっかけで、W7 が 29A で折り返せない説が急浮上。携帯で調べるも、確たるソースは無し。もし車交なら下り撮影は諦めるしかない。さあどうなる?
結局、1時間ほどかかって真相判明。ちゃんと 29A で帰ってくるようだ。一同胸を撫で下ろす。どうせ○海に追い返されたんだよねー、などと冗談を言いつつ。

13時半。通過1時間前から、そろそろ再始動。

普通の晴れならただの逆光だが、この時は13〜14時台とは到底思えないような、やけに美しい金色の空が展開されていた。おかげで N がいつもより格好良く見えるという。

調子に乗って縦構図、フジテック付き。お、F だ。

スプリンクラーは昼頃に止められていた。だいぶ解けてたもんね。
止めますか?的な駅員さんの会話をちらりと聴いた虎さん、博総同様にすかさず質問。なんでも、稼働するかどうかの判断は、駅構内のものは駅で、沿線のは司令所、と指示系統が分かれているらしい。へぇ。

よーく観たら、停目より向こうのはまだ動いてた。そうか、そこまでが駅か。「沿線」のが14時半まで動いてくれれば、シャワーシーン(誤解を招く表現やな…)が撮れそうだ。

直前の F が5分遅れで去った。では本番、29A 行ってみよう。

同じく5分延。まっすぐこちらに向かって徐々に迫ってくる。

あの下り坂をするりと流れるように通過して。

そして、5号車付近が真っ白に覆われた。
2週間前…って1ヶ月で3度も来てんのか自分。ともかくその2週間前の立ち位置ならもうちょっと迫力ある絵になったかもだけど、あれだけ混んでいては仕方ないね。


金色へ向けて走り去る後ろ姿を見送って、本番終了。
詰めの甘さは残ったが、いつかはと夢見てきたスプリンクラーの初体験は素晴らしく楽しかった。わたしの機材と休日と、それに気象条件の揃う機会が、この2009年冬季まで残されていたことに感謝。

帰宅する baku さんとはここでお別れ。幹鉄界でガールズトークはなかなかできないので、そういう意味でも楽しかったです。またどこかで是非。
虎さんは荷物と車を置きに一旦帰宅。この後 Wisteria さんたちと飲み会、という手筈を整えてくださったので、後程合流しましょう。
そしてわたしは、待合室から携帯で買った帰りの自由席を確定するために5秒で改札を出入りし、再び車中の人となった。

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