有終のはじまり (2) 甘くほろ苦い誘惑

今週は余裕のはずやったのに、にわかに忙しくなりそうな予感。進められるうちに3連休の話を書いていこう。話題毎に区切ってるから若干短かったりするけど。


静かなホームに下りて、V4 を見送る。上りホーム越しに、うっすらと色づく木々。
ここは相生。先月いまいちだった望遠バージョンを撮り直そうと思ったのと、この後の予定を考えると唯一立ち寄り可能なのがここだったから。

が、しかし。ホーム端の先客が、いかにも黄色い線をはみ出しそうな動向を見せている。ていうか、さっきから出てる。きっと肝心な時には乗り出したりしてくるのだろう。これは普通には撮れそうにないな。
西明石といい姫路といい、最近の山陽エリアの駅はもうどこもこんな感じになってきてしまったので、わりと諦めも早かったりする。
さて、どうやって乗り切ろう。

新幹線の神様は、時々悪魔になってささやく。この時もそう。
『やってみれば?』
えー、うまく行くかなぁ。ものすごく怪しいけど、まあ何事も試してみなけりゃできるようにはならないよね。よし、やってみるか。

やってみた。

…人生初(多分)のズーム流しを 6A に使うとか、無謀にも程があるんちゃうか自分。てか、やり方として合ってるかどうかもちょっと怪しい。一応 W7 と判るだけましか。


最初のコマならそれなりに止まってるが、そのかわり背景も流れてない。だめじゃん。そもそも影が残念な状態なわけで。
その後 E でも試してみたが、6A を上回るひどい出来。要練習の課題がまだひとつ増えたところで、そろそろ移動の新快速が来る時間。在来線に戻ろう。

なんかただの実験に来たような状態になってしまった。今思えば、これが引き金となって、その後数々の無謀チャレンジをぶちかますことになったのかもしれん。どのくらいアレなのかは追って書く。

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