晩秋コラボレーション (3) 田園にたたずむ

会社帰りに梅田ヨドへ xD カード買いに行ったら、いつものが無かった。先代機とμは全部オリンパス純正で通してきたので、なんか悔しい。
な話は置いといて、先週末の関東ネタ2日め。

日曜の朝が来た。8時まで寝ててよかったのに、寝坊したらまずいとブラインドを開けておいた小さな窓から、容赦なく白い朝が飛び込んできたのは7時前だったろうか。そして、白いカモノハシやワニたちが駆け抜ける音も。
どうにか身支度を整え、品川で朝食を買い、ふらふらと東海道線へ。セミクロスの211に乗るのはいつ以来だろう。横浜でボックス席からドア横のシートに移り、そっと空腹を満たす。京都〜三ノ宮間はたとえ駅弁であっても車内で物を食べづらい空気だが、東京口の境界線はどこだろう。

ぼんやりとしているうちに平塚到着。昨年末の日向岡以来だ。あの時の教訓を活かし、バスターミナル地下のロッカーに直行。そして前回と違う行先のバスに乗る。
以前 namasute さんに伺った地名と、ネットの地図を頼りに、きっとここだろうとやってきたそこは田んぼの広がる一帯。

晴天ベースとはいえ雲が多いからか、同業さんは見当たらない。

そういや、稲穂の中を走る姿は近江で撮ったが、稲刈り後は撮ってなかった。そんなわたしを誘うように、整然と並ぶ稲藁干しの光景。
もうすぐ午前が終わる。横顔を輝かせ、6A が駆けてくる。

鉄塔を気にする人はするんやろけど、ありのまま撮ってみた。

W が戻ってくるまで1時間。次はどう撮ろうかな。
ふと、前夜の玉砕っぷりが脳裏をよぎった。あれはどう考えても流し慣れていない故の結果。幸い、このスジは冬の間生き残ってくれる。ならば失敗を恐れず、どんどん流すべきじゃないのか。
有楽町と違って、ND フィルターが欲しくなった時とっさに駆け込める電気屋はないけど。感度を限界まで落として、粗が出ない程度に絞ったら、なんとかならないかな。

あ、ゴミが。掃除に出さねば。それ以外はなんとかなりそう。

しかし、この辺りから前日のいろんな影響が現れ始めた。重い荷物を肩に掛けたまま、東京→有楽町→秋葉原→浜松町の細かい移動。うっかりビジュアル重視で選んでしまったヒールの高いブーツで、1時間以上流し撮り大会。そして強烈にハードだった部活。
立っていられない。ここであまり頑張ったらライブまで保たない。
ターゲットを下り列車のみに絞り、通過1分前になったらスタンバイする作戦をとることにした。そういう時間帯に限ってよく来る上り B 編成。つくづく自分の基礎体力のなさが恨めしい。

12時台は意外と本数がないのぞみ。30分前から連写モードに切り替え、限られたチャンスに集中して練習。これでなおミスったらそれまでの話。
広い空に接近音が響く。さあおいで、29A。

きた!
さっきは広角でよく判らなかったが、この日の担当は W9 だった。結局、40D で撮れた W9 はこれが最後になった模様。そう思えば、ここまで来た甲斐があるというもの。

さあ、1本でも早いバスで都心に戻ろう。今度は快速アクティー、久々のグリーンで新橋をめざす。

またしても211。さらに、こんなときに限って目前の品川で車両交換に見舞われる(写真は交換後、やっぱり211。右の車窓には交換前の先頭車)。が、車内放送で起こされたおかげで、車庫で昼寝するチョコ電を眺めることができた。寝起きだったから眺めるだけ。

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