西の聖地は招くよ (4) 特別な景色

24日は三宮で買い物ついでに西明石行ってきた(買い物より遠い…)。このシリーズを中断するほどの緊急ネタではないので、終わってからになりそう。
えぇ、うちのレポ的には博総の一日は始まったばかりです。

高架の柱の真裏で、えらい人が挨拶を始めた。要約すると、去年大好評やったから今年も開催できてよかった、てな感じやったと思う。青と白のテープを持っている係員さんがいたから、テープカットでもやったのだろうか。

ともかくお待ちかねの入場だ。まずは何をおいても運転台。誘導に従って7号車東京方から入る。さすがにグリーン開放はないな。

おぉ〜。ぱりっとしたカバー、一糸乱れぬ座席、そして自動ドアをオフられて遥か奥まで見通せる通路。営業車では絶対不可能な絵に俄然盛り上がる一同。
そして電光掲示にも注目。


上りトップナンバー。2A 担当したことあったっけ。
とまあ、いつもの500だけどいつもとちょっと違う空間。車窓には車庫に出入りする他の車両たち。W と V が同時に入っていく瞬間も垣間見えた。

係員さんがやってきた。5人で3枚の整理券を提示。すると、思いもよらぬ提案が返ってきた。
「じゃあ3枚で4分ということで」
まじすかー! 念のため言っておくが、本来は1枚につき1分。複数枚でおまけつきって、どこの回数券だ。しかも、去年よりデザインの良くなった整理券は現物をお持ち帰りさせてくれた。いや、このサービス精神はありがたい限り。
1号車の荷物棚には、業務用書類が置いてあった。運転台関係の概要だった。やはり去年を踏まえて体制を強化したんやなということが、おもてに見えている1枚からだけでもなんとなーく伺える気がした。
さあ、いよいよわたしたちの番だ。


去年の感想をリセットした上での第一印象は「意外と広い」。しかし、大の大人が5人も入ったら狭いに決まっている。助士席(でいいのかな)の車掌さんが席を空けてくれたので、そこへ滑り込む。あとは交替で激写大会。

列車番号設定器。まさかのアナログ的機器に驚愕。

真正面のモニターが残念ながらオフられていたので、左右の機器を撮る。計器は少しずつ検査年月が異なっていた。

16両ならではの絵。乗降に使っている7号車の戸じめがチェックされていたり、圧力が各号車で微妙に違ったりと、いろいろ興味深い。

ユニットの構成をちゃんと理解しているわけではないが、うまく組まないと V が作れないのはなんとなく判る。

と、片っ端から撮りまくっていたら、あっという間に制限時間。わたし以外の方がちゃんと撮れたかどうか、ものすごく不安になる。そういう意味でも、2回分確保しておいて本当によかった。

この時しか通ることのできない、大きく弧を描いた乗務員室の扉から車外に出る。先頭車撮影地点はいつでも大人気。

あぁ、いい天気やなぁ。去年なかった一番の要素、それはこの青空かもしれない。

次の整理券は11時からの分。その前に行きたいところがある。

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