実録・おひとり様物語 交流編 (1) 前夜祭タイトロープ

どっちが本題なのかわからん、と言われるのはもう毎度のことだが、今回も例に違わず。
博多より無事帰還。
いやもう個人的には筆舌に尽くし難い神イベントだったわけで、そこをなんとか総力戦で記録してみようかと。写真総数245(番外編含む)、動画公開候補6本。必然的に長くなるのでそこんとこよろしう。
じゃ、本題の前にプロローグから。

博多への道は、土曜昼の新横浜に着いた時から始まっていた。下りホームに表示された「回送 901」が何を示すか、なんとなく心当たりがあった。上りホームに立ちはだかる別の列車が去った後、見えてきたもの。

やあ、黄色さん。また明日会おう。

夕方。くまを送っていって、即座に目の前の東急に飛び乗った。連絡通路を駆け抜け、みどりの窓口に助けを求める。間に合わないことが確定した 47A にかえて、次ののぞみ指定席を押さえるため。
「乗り継ぎも変更しないといけませんよね」
うーん、3分あったら間に合いませんかね?
「あ、3分あれば大丈夫でしょう」
って係員さん、新大阪の標準乗り換え所要時間が5分と知っての発言すかそれは、という脳内つぶやきはおいといて、133A に変更完了。

さあここからが勝負。
横浜線から 133A、3分。133A から 485A、3分。このシビアな綱渡りを2回連続でこなせるかどうかは、自分の足にかかっている。頑張るぞー。
新横の階段位置を記憶からひっぱりだし、なるべくそこに近いドアを選ぶ。降りたらあとはまっしぐら。エスカレーターを昇りきると、乗るものはまだ入線していなかった。よし、第1段階クリア。
来たのは普通に C 編成。この際なんでもいいよ、新大阪に定着してくれれば。くまレポをすごい勢いで打ったら、ちょうど名古屋に着いた。まっくをしまって、時刻表を出す。博多行きを考慮して、山陽区間に詳しい西日本版を持ってきた自分を褒めた。なんたって新大阪の階段位置が載ってるからね。
いい日旅立ちのメロディが鳴る頃にはもう、7号車東京方のドア前にいた。そして階段を降りては昇り、最後のエスカレーターで急上昇。よっしゃ!


おかげさまで無事間に合いました。2分あれば余裕。
しかし、車内へ入った瞬間に沸き上がるこの落ち着きはなんなんだ。やっぱり西車両の居心地の良さは格別やな。ひろびろ指定席で、あっという間にくつろぎモード。車販のサンドイッチを晩ごはんに、LED と車窓のチェックを忘れずに。

まずは RS だけの特別な乗車案内 LED。本当は右が2ドット切れてるんだが、大量の失敗の末のこれがベストショット。

そして、485A ならではの特典。0系と駅ですれ違う予定。夜の移動は、いくらレアものとすれ違われてもほとんど何も撮れやしない。が、724A は広島止まり。そのまま回送待機で8分止まっていてくれれば、駅構内の明るいところで姿をはっきり確認できるはず。そこに照準を定めて、車内 LED もろとも動画で狙うことにした。
で、これがその成果物。ガラス写り込みで細かい失敗はあるが、録れたことに意義があると自分では思っているのでまあいいとしよう。
その少し前、福山の手前で嬉しいおまけがあった。LED に流れるニュースの中に、0系引退でファンが殺到、という趣旨のものが1本混じって出てきた。思わず録ってしまったではないか。

列車は定刻通り博多に到着。下手な流しで見送って、いざ宿へ。
サットンプレイスホテル博多。駅から徒歩10分弱だから、着いた頃には23時。翌朝出発予定は6時半。まさしく「風呂して寝るだけ」の短時間滞在がもったいないほど綺麗で快適な部屋だったが、だからこそ風呂とベッドの広い部屋でよかった。ま、シャワーの水圧が弱いのは博多のデフォやから。
どうにか4時間足らずの睡眠を確保。翌日への期待をふくらませつつ、とにかく寝る。目覚めたら祭りの幕開けだ。

そうそう、博多駅でちゃーんとアレもゲットした。相生で1つ押し、あと1つ必要だった TRAIN+ のスタンプラリー。葉書はきちんと鞄にしまう。帰ったら忘れず応募しておこう。

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