東北の聖地は熱く (4) 安全の基盤

超ひまな時と結構忙しい時ってだいぶ波があって、1日のうちだったり週単位だったり。今日は方々から仕事が飛んできてだいぶがんばった気がする。
仙台は初めてなので、整備工場見学としてもおおいに意義あったかも。と、写真を整理して改めて思った台車工場の続き。


全検を待つ車輪たちを横目に進むと、奥の方から派手な金属音が響いてきた。

車輪削正の実演コーナーのようだ。機器の傍らには、いわゆるビフォーアフター状態で比較できるよう車輪が置いてある。

削る前の表面がつやもなく茶色いのもさることながら、たまたまそこに立っていたお子様がちょうどいい「ものさし」になってくれた。間近に立つと車輪は結構でかい。

ちなみに、削ると勿論ちゃんとぴかぴかになる模様。

よく考えたら、実演系の展示を観たのはこれだけだったかもしれない。案内をきっちりチェックして時間に合わせて回ればもっと観れるんだろうけど、そもそも「ちょっと寄ってみよう」的ゆるーいスタンスだったもんで、チェックが甘い甘い。ていうか暑かったし。

そんな中、工場ならではの細かいものに目をとめては面白がっていた。

充電なう(なうとは言ってない)。きちんと輪郭に合わせたラインが床にひいてあるのは、使わないときは枠内に綺麗に置けということか。

お膳。勿論食べ物を載せるものじゃないことくらいは判るが、これ何だろう?
と首をかしげていたら、彼氏さんが解説してくれた。セットにすべき部品を順番に載せて、過不足なく揃えるためのものっぽい。確かに、奥へ行くほど載っている部品が多くなっていた。これが本当のお膳立て。

台車走行試験装置の順番待ちで、整然と並ぶ車輪たち。少しずつ前進しつつ、準備を整えていくのだろう。そう考えると「お膳」と発想は一緒やね。

まあ勿論公開日だからということもあるだろうけど、実演コーナー以外のラインは動いていなかった。一般人わらわらの中で普通に動かしたら危ないし。

本気でやったら「耳栓着用」レベル、つまり相当うるさいようで。
ついでにそこのパネルを今改めて観察すると、形式によって MT 比と構成がてんでばらばらなこともよくわかる。M 車の割合だけ観たら E2 が一番パワフルなのか、と素人な推測。

なんか付箋でも貼ったみたいだが、空気バネはでかいシンバルのような形をしていた。これって乗り心地に関係するんだっけ。

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