東北の聖地は熱く (1) 旅路の体験

さて。だいぶ報告が遅れたけど、いってきましたよはるばる仙台。新幹線車両基地まつり。E 幹にはまだ疎いわたしだが、それにしては随分と楽しんできたので、ぼちぼち記録開始。

7/23、夜。ほぼ定時で会社を出て、地下鉄で梅田をスルーして、乗り換えたのは阪急ではなく白いもの。金曜のうちに東京入りしてしまおうという計画だった。翌日のスタート地点も東京。そんなとき、完全に定宿と化した新橋はとても便利だったりする。
そして、翌朝。

3年前の晩秋に使ったのとは、おそらく違うホームだろう。22番線で待っていた列車に、わたしと彼氏さんは乗り込んだ。

はやて9号。東北方面へ新幹線で向かうのは11年ぶり。

で、E2 系に乗るのは初めて。

真っ先に驚いたのは、非リクライニングのデフォルト状態での背もたれが強烈に前傾姿勢なことだった。こうしてシートピッチを詰めているのか、と通勤需要に思いを馳せる。
と同時に、ただの指定席でも冊子が入っている辺りに東の余裕を感じる。

ふと、そこの車内販売メニューに目が止まった。なんかこう、飾り罫が線路に見えるんですけど。

あぁ、やっぱり。デフォルメされた車両まで走ってる。

この写真だと伝わりにくいけど、いちいちロゴや屋根上まで忠実に再現。そして売り物も鉄全開。

車販ワゴンに見えた車両の影はこれか。食べ終わった後も遊べるということのようで。パッケージを車両にするというアイデアは今に始まったことじゃないね。

実は2人とも眠かったのだが、意外と寝れない。というか、車窓から風景や撮影地をチェックしてしまうのが基本仕様なので…。なすしお通過とか、貴重な沿線ポイントとか。
それでもとうとう眠気に負けて、郡山過ぎた辺りで一瞬記憶が途切れた。それだけでもだいぶ楽になった。

さて、仙台。ここから在来線に乗り継ぎ、会場をめざす。

待っていたのは、当然これも初乗車の E721 系。なにかを思い出す顔だ。加古川辺りにいる 125 系に少しだけ似ているような気がした。
てきとうなところでボタンを押してドアを開け、乗り込む。どうにかこうにか乗り込む。いや、その、なんですかこの猛烈な乗車率は…。満員で発車。さらに途中の岩切(だったと思う)で「これ全員乗れるん!?」というくらい上乗せ。ひえー。これ完全にキャパ振り切ってるって。

次は新利府。降りる駅だ。と、そのとき。
車窓に突然、派手な色の物体がつっこんできた。と同時に車内を波のようにうねる「おぉー!!」というどよめき。
E6 系だった。報道公開が済んだので展示を期待していたが、会場から遥か離れた場所に留置とは。いや、これはむしろ電車で来た利府線利用者へのプレゼントか。
わたしも彼氏さんもカメラスタンバイなどしておらず、姿は観るだけ。よーし帰りに撮るぞー、とちょっとだけ心に決めて、狭いホームに降り立った。って簡単に書いたけど、降りるだけで一苦労だったり。

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