実録・おひとり様物語 光跡編 (1) まちがいの点景

ここからは例によって、適当ぶらり旅。なんとなくだが、いつもとちょっと違う視点も欲しいなぁと思いつつ、あれこれ撮ってみた。結構楽しい。

朝。くま的都合により、6A に乗れない。仕方なく選んだ 116A に乗るべく、まずはアーバン移動。えーと快速快速…おや? 電光掲示板に、妙な違和感を覚えた。よーく観て、噴いた。

「¥n」。それはまぎれもなく改行コード。
想像してみた。遅れを知らせる文面を書き込む機能がどっかにあって、誰かが別のアプリで書いた文章をコピペかなんかしたら、改行も一緒にくっついてきた。そんなとこか。普通こういう遅延メッセージって定型があると思うんやけど、今回に限っては自由記入欄でも使ったのだろうか。
ちなみに、新大阪では文面が違って、でもやっぱり「¥n」つきだった。

116A は B 編成。そして新大阪始発。だからか、改札を入った時にはもう着いていた。中間車の番号が3で始まっていることと、先頭車両のロゴも一応眺めて、おもむろに車内へ。

おぉ、すかすか。この座席の色は RS 指定席に近いかも。まぶしくなくていい。N は絶対やりすぎ。正月以来一度も乗ってない(避けてるともいう)から慣れてないだけかもしれんけど、カラーリングは西の方が上手いよなぁ。

とかなんとか考えていたのと、いつもより1時間早い起床ですっとぼけていたせいか、自身初のうっかりミスをやらかしてしまった。
京都。結構人が乗ってきた。すると、おねーさんがひとり立ち止まり、じーっとこっちを観ている。なんかおかしい。まるで「そこうちの席やねんけど」と言わんばかりの…ん? 待てよ? まさか。
そのまさかだった。*列*番、そこはいい。号車がちがーう!!
おねーさんに平謝りして、逃げるように本来の座席へ。そっちはそっちで、行ってみたらサラリーマンのお兄さんがどっさり荷物置いとったけどな。

泊まり用の荷物は、乗り換えの途中で東急のコインロッカーに突っ込んで、くまとのひとときを堪能した。
夕方、それを拾って、まっすぐ宿へ向かった。まず最初に、あることをするため。

…とうとう映像商品に手を出してしまった…。
これが、港北で買ってしまった「とあるもの」。500円てのは決して500系との語呂合わせではなく、電車シリーズが何本もあって均一価格。しかし、はっきり言って値段相応かどうかもあやしい。

  • 有名どころ(須津・富士川・茶畑 etc.)以外の撮影地選択が微妙。パンしてる途中にマンションで完全に遮られるってどうよ?
  • 場所がよくても天気が微妙。富士山がまともに見えてる絵が1枚もないとか、売り物としてはかなりアレ。
  • かと思えば、一部は露出オーバーすぎ。500の屋根の青が飛んでてほとんどわからん。
  • どうかするとピントも合ってない時が。
  • 安全柵の影が大幅に顔にかかってる状態の絵を、なぜわざわざ止め絵に選ぶのかと。
  • 東京→博多を追跡する流れのはずが、一部「先頭が16号車」…それ東京ゆきやから!
  • お子様向け映像のくせに「ボディはパープル系のカラーリング」みたいな片仮名連呼は明らかに間違ってる。

等々、ぼろくそにつっこみ入れながらの鑑賞となってしまった。
唯一褒めとくと、短縮されてしまった編成の在りし日の姿とか、グランドひかり16両(2階建てが4両)とか、0と100(両方とも青)のすれ違いとか、もはや絶対観れない映像が目白押しなとこだけは評価できる。2000年制作だからね。

この後ほっつき歩いた夜景ウォッチングの模様は、またのちほど。とりあえず風呂。明日ものんびりできんし。

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