実録・おひとり様物語 発見編 (1) あげるための手段

この街は夜が一番良いな。昨夜、瞬く間にかじかむ手で都庁の光を切り取りながら思った。
まさか短期的に住むことになるとは思ってなかったけど!

おかげさまで、くまは順調に回復中。早ければ来週前半にも出てこれるんじゃないかな。
わたしはというと、ちょっと都心ライフに飽き始めてきちゃったので、とりあえずモチベーション向上狙いで、くま以外のネタでもまとめに入ろうかと。

500を観ると撮ってしまう。もう条件反射やなこれ。

あと1ヶ月半もすると大幅に減ってしまう東海道乗り入れ路線。その証を残したくなって、「東京ゆき」を示すものばかりにカメラを向けていた。それと、16両あったという記録も。
ふと外を観たら、快晴の名古屋の空にタワーが刺さっていた。

東京へ着く頃にはすっかり空腹。乗り換え口を通過したら、まだ新しい看板が目に入った。

せっかくなので寄るか。とはいっても、そんなに時間があるわけでもないので、下りてすぐのベーカリーカフェでちょこっと。グランスタデビューは20分で終了したのであった。

宿に荷物を置いて小田急の駅へ。じきに急行が出そうだ。が、ホームに降りた目の前に待っていたのは違う車両だった。

ん?

ほほぅ。これは乗ったことないやつですねー。
…発車まであと数分。急行より1分早く出るってことは、間違いなくこれに乗るのが一番早いな。まだ特急券売ってるし。思い立ったとき即乗れるって素晴らしい。

ウッディな車内。よく観たら、椅子が全部微妙に外を向いていた。窓の支柱やブラインドのガイドロープも最低限の細さ。わかりやすい観光仕様やね。
車内誌を読みつつ、プチリラックス。日常的には乗らないと思うが、たまにはいいな。

とまあ、初日は移動だけで気力の大半を消費したものの、あれこれ乗ることで相当の気分転換になったのは間違いない。
問題はこの後。実は、病院までは決して近くはない。宿と食事処の多さと、鉄道会社を跨ぐ乗り継ぎがない、という理由で新宿に居着くことにしたものの、毎日30分以上電車に乗り、累計30分以上歩くことは事実。ま、後者は健康面ではむしろプラスか。

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