宵の頃、ターミナルで (1) 懐古競演
9 Oct 2014
ちょい前に換装した NAS だが、もう最後に使ってから何年も眠っているだけのデータが結構あったので、思い切って DVD に移してみた。ごく稀にリファレンスとして使う程度だったから、この方が長持ちしそう。デジタルデータも整理整頓大事っすね。
さてここからは9月最終週のお話。相変わらずかるーい内容となっております。
東京駅が往時の姿を取り戻してから、ちょうど2年(厳密には撮影日の時点であと数日)。まだまだ綺麗だが、壁や柱はだいぶウェザリングが進んでいい感じになってきた。屋根が味を出すにはもう数年かかるかな。
屋根越しに新幹線の一群。その奥には、東海が手がけた八重洲サイドの大屋根。
伝統的なスタイルを堅守するか、現代のセンスを取り入れるか。東と東海のデザインの違いが、駅舎と新幹線で真逆になっているのは興味深い。
そんな感慨はさておき、今日も電車が大量に行き交う。なお、言わなきゃ絶対わからんと思うが、E5 は途中で増えて2本並んでいた。
KITTE に来るのはこれで3回目くらいだと思われる。
東京駅俯瞰スポットとして定着したのか、ツアー客や外人さんなども多数出入りしていて、それなりに賑わっている模様。テラス直結のレストラン、この後パーティでもやったのだろうか。
吹き抜けの中央では、アウディの実物を展示していた。PR のためにわざわざ傾斜まで作る念の入れようはあっぱれだが、うちで買うにはいろいろとオーバースペックっすね。サイズもお値段も。
しばらくウィンドーショッピングに興じた後、屋外に出た。
陽が沈んだ後のライトアップ姿を観るのも久々。そのときは完全に暗くなった後だったので、空に青が残っている時間帯ではまたちょっと印象が異なる。
ステーションホテルも盛況。さぞかしお高いんでしょうと思いきや、繁忙期以外はそうでもないプランがあるようだ。宿泊そのものを目的に、いつか使ってみたい気もする。
夜の東京駅といえば、どうしてもあの御行幸が思い出される。あれだけ多くの人に取り囲まれた貴賓玄関も今日は静か。
そういや、KITTE の夜の姿はまだ撮っていなかったような気がする。
整然とした窓配置。光のグラデーションがファサードを彩る。ふと見上げた旦那さんが「テラスの人が浮かび上がってイルミネーションのよう」。あ、ほんとだ。観る人が観られる側に回る光景。
上層のオフィスビル部分を観なかったことにすれば、昭和初期の景色が鮮やかに甦る。この2棟、なかなかの名コンビですな。
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