都めぐりをご褒美に (5) 遥かに望む面影

入社後一度もやったことのなかった「帰りの電車で寝過ごし」をとうとうやっちゃった。特急1駅相当とはいえ、駅間短い所で助かった。朝の梅田で折り返しという悲劇に遭わないように気をつけねば…。
さて、まったり京都のお話。一応ほんのり鉄分入っています。

今年初めての冷やし中華をポルタで食べて、次の目的地へ向かう。地下街伝いに進むと、目の前に現れたのは昭和の香り漂う空間だった。

こういうフォントって昭和を感じる。昭和生まれ故か。

京都は何度となく来ているのに、一度も登ったことがなかった京都タワー。地下からの経路は、まるで一昔前のショッピングセンターのような雰囲気を醸していた。
そこはかとなく年代を感じる、専用エレベーターで展望台入口へ。

降りるといきなりマネキン。この後もっと大変なものを目撃するのだが、その話は次回たっぷりと。

最上階からは、あの巨大な京都駅も一望できる。

時期的に最適ということもあり、例年通り修学旅行の団体も多い。

人がアリのようだ。

望遠装備は2人とも省略したので、梅小路方面はなんとなく見えます程度。そもそも霞んでるし。
普通に展望台として、ぐるっと回ってみる。

清水寺や平安神宮の鳥居も見える。広葉樹のもこもことした緑に包まれた寺社や山を観ると、あぁ京都やなぁって思う。

タワーのすぐそこには東本願寺(余談だが、うちは一応ここの宗派)も見えたが、本堂は工事中。

展望台の下層に降りて、また1周。

エレベーター前の階段は、なんだか船の中にいるみたい。

さて、せっかくだからちょっと真面目に俯瞰撮影。

お、300系。J かな。F だったらいいな。遠くてわかんないや。って、発車後にもっと近くで観ればいいのか。
東側に移動すると、鏡がやってきた。そして2人して同じことを思う。

こんな上手いこと撮れるんなら、W がいる間に来るべきだったと。
京都というとどうしても東福寺か伊勢丹駐車場になってしまい、タワー俯瞰という発想が出てこなかったことが心から惜しまれた一瞬。

取り戻せないものを悔やむのはこのへんにして、さっきの300系を待ち構える。

お寺の横を駆け抜ける。この姿もいずれ観られなくなる。
プレビューを拡大した彼氏さんが、F っぽいと見せてくれた。あぁ、確かにその博多ジャッキは西車両。今の東海区間では、西車両と黄色に会うのが数少ない楽しみかもしれない。

Like
Share

Comments

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。