渋谷つながるカウントダウン (2) 踏切さかみち

旦那さんの実家のわんこ、1ヶ月経って完全に一員として溶け込んでいた。初日のおとなしさが嘘のような元気っぷり。ただし自分の足では家から一歩も出ない辺りが若干内弁慶。
さて本日の話も東急沿線にて、今回渋谷同様に大きな変化があった場所から。

1月26日。「その日」まであと49日。やってきたのは代官山。

駅から程近いところにある、地下化区間中唯一の踏切「渋谷第一踏切」。

工事の際に踏切をなくすのは近年の趨勢。この部分も地下になる。

踏切らしさをどう出すかにしばし苦心する。

この踏切の時点で電車1本分以上つくことになる高低差を、代官山の構内半分くらいまで使って辻褄を合わせるというハイパーな工事が、床下で淡々と行われている。ある意味、いま地上に見えている従来からの線路はすべて「仮線」。

踏切から少し距離をおいて、いかにも代官山らしい瀟洒な街並にも目を向ける。

ただしこの道は抜け道になっているようで、車の往来が地味に多かったりする。踏切がなくなって一番喜ぶのはドライバーかもしれない。

坂道も多い中、ちゃりで散策する人の姿もちらほらと。

角のお店たちが彩りを添える風景も、車窓からは見えなくなる。

ひとしきり周辺を歩いて、再び駅へ。

路盤を下げる工事は橋上駅舎の真下あたりが分岐点。こちら側ではかなり下がることになる。

工事関連の資材を置く場所も、限られたスペースを有効活用。

作業場を照らすライトの類が随分あちこちに設置されている。線路の上には桁の行列。すべての工事が終わるまでは、雑然とした印象が続くことだろう。

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