歴史がはじまるポイントで (2) 大舞台の交差

今回の遠征。現地で使う費用の一部をわたしの収入から出すという形で、旦那さんへの誕生日プレゼントにかえさせていただいている。どうせなら一部と言わず全部出せるくらい稼ぎたいものだが。
そんな本日もお留守番モードにて失礼いたします。引き続き、蒲田高架化当日の京急から。

再び蒲田。今度は改札を出てみる。

役目を終えた、もと2番線。もう仕事のない電光掲示が、ひっそりと出す調整中の文字。

地上での分岐も今は静かに、遥か上で行き交う電車の音を聴くのみ。

やがて線路が完全に撤去されたら、足元に注意する必要もなくなるわけで。そういう意味では、地元民にとってはこれからが肝心。

そのまま歩いて南側へ。

これまで架線による高さ制限を示していたゲートに、燦然と輝く「高架化完成」。やたら嬉しそうに見えるのは気のせいじゃないと思う。
その後しばらく観ていた感じでは、もはや踏切ではなくなったその部分で一時停止する車はまだまだ多い。線路をはずして地面を平らにしないと、普通の速度で通過するのはどっちにしろ厳しいか。

すぐそこに歩道橋があり、駅舎と羽田線をまとめて見物できる。週末ということもあり、カメラを持った人や眺める親子連れもちらほら。
ここである絵を狙っていたのだが、なかなかうまくいかない。しかも、諦めかけて高架の反対側に移動した途端、

えー。狙ってないときに揃うなよー。

結局歩道橋に戻って、その後30分粘ってしまった。トータル1時間ともいう。だんだんパターンが判ってきたものの、あと20秒30秒が惜しまれるシーンが続く。

仕方がないので、ごくたまに来る北総車を押さえてみたり、

壁の高さを承知で、なんか見かける頻度が落ちたような気がする都営車を押さえてみたり。

残念ながら、2本同時に高架上に揃うところをこの日歩道橋から観ることはできなかった。

こんな感じになれば素晴らしく理想なんやけどねー。え、これ? 言うまでもなく必殺ふぉとしょ。まあ合成なしに実現したくなったら、また日を改めて出直しますわ。

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