あじさいに電車 (3) 小雨呼ぶ山里

夏ツアーで唯一参加する中野初日のチケ到着。久々に1階1桁列(さすがに O 列ではない)という厚遇。昨今いろいろあるようですが、何はともあれ現場では楽しく行きましょう。
さて、箱根で梅雨らしい景色(と電車)を楽しむ会の1回めは概ねラスト。

最後に降りたのは、最初にスルーした大平台。

駅近くの分かれ道に挟まれたエリアに、まだ若そうな紫陽花の密集地帯があった。これが何であるか判明するのは翌週のこと。

案じるまでもなく、HM 付きの旧型車はほいほいやってきた。実物と絵の競演を楽しめるのはこの時期ならでは。絵柄のほうも行き先によって違うようだ。

木が若いからか、あまりもふもふとした咲き具合にはなっておらず、きっとスーパーつめこみな乗客の方が頭数は多い。

それでもせっかくなので、なるべく花が寄り集まってそうな構図を探してあれこれ頭をひねる。我々の他にも、異国の言葉をしゃべる女子2人組などがカメラを構えていた。

多少のパンタ切れは気にせず雰囲気重視で。思い切って花をぼかす方がいいみたい。

坂を登っていくほうの花は、ピークまであとちょっとかかりそう。これもまたリベンジを考えさせる理由のひとつに。

んで、何故大平台を最後にしたかというと、近所に公衆温泉があるもので。姫の湯といって旦那さんは以前から御用達なのだが、これが極めて熱い。これでもぬるくしてるらしいが、まじ熱い。まともに浸かってらんない。ともかく、こちらで一旦汗を流し、すっきりして軽くぶらぶら。

しばらくすると、湯本ゆきがスイッチバックしてきた。そこにもちょっとだけ花。

18時半を回るとさすがに暗い。ヘッドライトの輝きが冴え渡るのは美しいが、花のほうが見えなくなってきたので、そろそろおいとましましょう。

こうして湯本へ戻ってきたら、頭上になにか下がっている。

出発時にはそんなところに気づかなかった。わざわざこの時期専用の旗を作るほど、会社としても気合を入れているってことやね。

地味に疲れたので、小田原までワープ。湯本〜小田原限定の200円特急券というものがあるらしく、ありがたく恩恵に与った結果、MSE 初乗車。席が EXE で頭より上が VSE って感じやね。乗り心地はなかなかよろしかったのではないかと。

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