祭りと平穏の節目 (5) 叡山まわり・3

うちの実家に続いて今度は旦那さんの実家にごあいさつのターン。よって、またまた留守番モードにて失礼しますよ。3月関西のまとめ、叡電の巻ラスト。まだこの先が長いわけだが。

途中で降りた理由はひとつ。いうまでもなく、残り路線の乗破。

元・やまはな=現・宝ケ池にて、本線の電車を待つ。

一部の駅名標は、ナンバリング導入時に入れ替えたのか、いかにも現代的なものに取り替えられていた。なんとなくおけいはんと似た雰囲気なのは、グループ会社だから当然か。

鞍馬線が赤で本線は緑らしい。

ところで電車まだー? と逆方向の車両を撮っていたら、背後から来た。ここが離合地点やってんね。

で、2駅。数分であっさり本線制覇となった。のだが、その終点・八瀬比叡山口で降りてびっくり。

なんすかこの浪漫漂う古き良き上屋は。わー。

まあおちつけ。とりあえず一旦出ようか。

出入口の屋根下処理は、本体と似た装飾が施されている模様。鞍馬と違ってこちらは洋風寄りやね。
なお、この先にケーブルカーやらなんやらもあるのだが、まだ冬期休業中。だからこんなに空いてるわけで。にしても、駅前の店舗の貼り紙が「三月上旬迄休みます。宜しく。」って超てきとーな表現で笑った。

そんなわけで構内に戻る。柱の緑と屋根の白がいいバランス。

後で調べたら、屋根中央の飾りはもともと出入口にもついていたらしい。しかし、開業時の姿を保っているとは驚いた。開業って大正末期やし。思わぬところに歴史の証人。

さて、折り返し電車が来ましたよ。

側面にはかわいいシンボルマーク。車両によって違うらしい。実際、修学院の車庫などで川とか紅葉とかを見かけた。

内装はきわめてベーシックな造りと色合い。さすが昭和世代。

帰り道は乗り降りも多く、気がついたら車内は人でいっぱい。ほんの2駅3駅でも利用するという人は結構多そうだった。

こうして出町柳に帰還。本日最大のイベントへ向かうにはまだ時間が早すぎるので、さらに寄り道することにした。

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