ラスト・クリスマスの前に (2) 古株の準備

今日のお気楽撮影は予想外に時間がかかったが、なかなかおもしろかったので結果オーライ。その結果はまたそのうち出すとして、引き続き岳南めぐりのお話を。

さっき乗ってきた 7003 の車内へ逆戻り。

東急だったり京王だったりしつつ、わたしより長生きしている車両であった。

本家から「帝都」がとれて10年以上経つが、軌跡はこっそり残っていたりする。

人が乗ってくる前に車内の雰囲気を保存。いつも変わらないものほど、いつ貴重になるか判らない。ここみたいなところは特に。

吉原ゆき発車。時折車窓に富士を眺めながらの小さな旅。

しばらく乗って、気になる駅で下車。

比奈。これまた初利用駅。

ここで降りたのは、かぐや姫ゆかりの地を巡るためではなく(むしろそれをここで初めて知った)。

おそらく何十年も変わっていない構内や、

どの駅でもだいたい同じ上屋の柱が描く曲線を、じっくり眺めることができたのは偶然で。

さっき江尾へ向かう車窓から、客扱いをしない車両が複数見えたからである。要するに機関車。

主力の ED40 形。以前見かけた派手な方・403 は富士岡の車庫にいるのを目視。この日は 402 の出番だったようだ。

ED50 形。これ現役なのかと驚いていたら、コンプレッサーが豪快に唸りを上げだした。それだけで妙にテンションが上がる。
どうやら、2両ともじきに動く場面を観られそうだ。その根拠は中の人の動きであったり、そしてこれまで岳南では一度も出会わなかった同業さんの数の多さであったり。

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