赤い電車と遊ぼう (2) 宿場の街で

天気もいいので午後からおさんぽ予定。その前に今日も京急の続き。

北品川には改札が1ヶ所しかない。その改札を出て、南の踏切が開くのを待つ。正確には、電車が来るのを待つ。

北総の「ひこうき」が、ステンレスらしくぎらりと輝きながら通過した。

住居表示のみならず、大きい品川駅よりこちらの方がよほど「品川」だ。それを実感したのは、北品川本通りを歩いたからかも。

品川といえば東海道の宿場。シャッターひとつにもその矜持がうかがえる。

どこか和風の街灯に、品川宿と銘打つ垂れ幕。それを横目にゆく電車。

本通りを抜け、右に曲がるとすぐに、背の高いものがあらわれる。高層ビルではなくて、

御代官様の名が刻まれている。
後で判ったが、どうやら八ツ山アンダーパスを通すのに合わせて、真上にちょっとした広場を作ったらしい。地下通路への入口も江戸風味。その時に一種のアクセントとして設置されたものなのだろう。

てことで、お次はそんな八ツ山橋の踏切であれこれ。

あ、でんしゃ! 土曜ということもあって、電車を観に来る親子連れもちらほら。電車を撮りに来る大人はさらに多い。うちら以外にもあっちに1人、こっちに2人、そっちに3人…みたいな状況。領域侵犯がないように気を遣う。逆に前に割り込まれたこともあったが、それはそれ。

ふと気がついた。何故品川に京王。まぁ東京だし、博多に阪急よりはまだ判るけど。

残念ながらつつじの見頃は過ぎていたが、わずかに残った花たちがピンクの彩りを赤に添える。

それはそうと、レア車両になると緊張していまいちになる癖は今も健在のようで、しーふらも2回来たのになんとも言い難い感じ。精進します。

この後、すぐそこのうどん屋でつるっと昼食。日曜は開いてないっぽいので、それだけでも土曜に来た意味はあったようだ。

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