坂の上のバーミリオン (3) 動く友好

どうやら連休で天気がよかったのは前半だけだったようだ。まだ疲れも抜けきってないので、今日は無理しない程度に。と、その前に箱根の続きを。ここから登山線の巻。

ケーブルカーを降りて、昼食の店を強羅で探す。少し入ったところにそば屋があり、いろいろついたセットでいただく。

その店を出て駅へ戻っていくと、ちょうど電車が出るところだった。バス転回場脇の桜はほどよい感じ。

せっかくなのでこの駅も観察。

駅前の店の傍らに、かつて使われていたと思われる駅名標が立てかけてあった。

再び構内に入り、さっきから停まっている派手な業務用車両を見物。いのししがチャームポイントか。

先程はケーブルカーに乗り急いだのでうっかり見逃していたが、頭上にはこんなものもぶら下がっていた。他にも奥の方では壁一面にスイスの車両が描かれていたりと、かなり仲よさげ。まぁコラボ車両もあるくらいだし。

とか観てるうちに、次の電車が着く頃合い。

花と電車。ベタな構図だが、ここで撮るの初めてだしベタでもいいよな。

ボックス席でくつろぐのもよかったが、迷った挙げ句、進行方向にとらわれないロングシートを選択。

ちなみに、これはベルニナ号というようだ。スイスと箱根をつなぐ象徴のひとつということか。

一部の駅は列車交換に使われる。確かここは小涌谷。駅伝コースと交差する辺りやね。

モケットも赤なら車窓も赤。視界が染まる。

宮ノ下を過ぎると、強烈なカーブの連続。最後尾から先頭が見える。とだけ書くとわりと普通だが、これが3両編成であることを考えると驚異的な曲がりっぷり。

なにも窓に貼り付かずとも、ふつーに車内からでも見えてしまう。いやはや。この小回りはすごい。

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