年の終わりの日光詣 (1) 特急臨時便

定期を買うという行動自体が久しいので、継続券を買うのもやっぱり久しぶり。継続したってことは、通勤を始めてからもだいたいひと月経ったってことっすね。自分が呼ばれた理由もよーくわかったこの1ヶ月であった。
さてここからは年末帰省2日目に何をやっていたかのお話。まあタイトルに全部入ってるわけだが。

朝食をいただいた後、義母さんと3人でタクシーに乗り込み、義父さんのお墓に年末のごあいさつ。それからみんなで駅に戻り、義母さんは帰宅。我々はきっぷを仕入れて日帰り旅に出かける。

少々移動して、やってきたのは東武の春日部駅。特急停車駅である。あいにく乗り継ぎが悪く、だいぶ時間があったので、おやつを買うなどしてしばし時間をつぶす。

と、そこへ現れたのは、なにやら派手な車両。

なるほど、クレヨンしんちゃんでしたか。25周年って意外と歴史長いな。

しんのすけの後を追うように、特急がやってきた。本来乗りたかった特急は、時間が合わなかったり満席だったり。しかしこの日は年末年始だったからか、幸いにして臨時列車が増発されていた。

というわけで、臨時の「きりふり」に乗って1時間半の小旅行。

車内は結構埋まっている。臨時でもこの賑わいかー。

それより、内装の昭和ムードが全開っすね。もふっとした座り心地に、テーブル裏に至るまで貼れる限りモケットを貼り込んだ質感。いいねぇ。あ、壁にくっついているのも折りたたみテーブルね。背もたれのやつより安定感あった。

いい天気。しつこいようだが、やはり関東地方はよく晴れる。

遥か彼方に大きな山が見えた。あれは筑波山だと旦那さん。埼玉や栃木から茨城県の山が見えるという事実、言われてみれば納得はできるんだけど今まで実感がなかった。それほどに平野は起伏がなく広い。

住宅地や山間部を抜けて、さらに険しい山が見えてきたら、ゴールは近い。ちょうどこれが「日光の手前」の辺り。

てことで終点の東武日光に到着。

まあ当たり前というかなんというか、やはりここを目的地としている人が圧倒多数。

大昔にひとりでわたらせ攻略した時以来残っていた、栃木以北の日光線未乗区間を、久方ぶりに埋めることとなった。

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