戴冠のジェットを追え (5) 燦然たる蒼色

懸念されていた新技術を使う話、なんだかんだでこの2週間ちまちま触っていたのが奏功し、どうにかある程度形にできそうな感が出てきた。ただ、それ以外でも気になる動向があったりするので、しばらく気が抜けんな。
さて昨秋の阪神、だいぶひっぱりましたがここからが本題。

芦屋の上りホームに立った我々の前に姿を現したのは、この日ずっと探し続けていた「主役」。

えっ、これじゃよくわからんって? それもそうだ。小さい文字までよーく観ないと何なのか書いてないし。

こちらの方です。
ジェットシルバーこと 5700 系。阪神電車初となるブルーリボン賞の栄冠に輝いたということで、それを記念するラッピングを纏っている。往々にしてこの手の記念装飾は期間限定なので、早いうちに実物を拝みに来た次第。

でだ。下りを見送っちゃったので上りまで待つしかない、のかというと、実はそうでもない。阪神は意外とこまめに緩急接続が発生するため、すぐ後の優等列車で追っかけると追いつけることもあるのだ。と、旦那さんの受け売り。
よって下りホームに移動し、追跡することしばし。

御影にてキャッチアップに成功。では乗りましょう。

誇らしげな銘板。受賞もめでたければ祝日もめでたい。晴れやかな車内。

外装のラッピングのみならず、広告枠でもどーんとアピール。やはり同社として初めての栄誉だけに、中の人の喜びもひとしおであろう。

せっかくなので終点まで乗る。まあ高速神戸までだから近いんですけど。

いまどきらしくすっきりとした運転台。走行中にチェックすれば、きっと加速の底力を感じさせてくれるはず。

終着駅ではすごい勢いで降車を案内され、あっという間に折り返しホームへ。いちいち現場では考えてなかったけど、コレ目当ての乗客もあちらこちらにいたことと思われる。

始発駅の特権を活かして、細部にいろいろな配慮を感じる車内もすかさず記録。つり革まで青いのはちょっと意外でいいかも。

ここからまた御影まで乗り、接続先の速達列車で先回りしてまた芦屋で撮る。そしてさらに後を追う。各停担当の車両だとわかっているからできる、1粒で何度もおいしい方式。

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