戴冠のジェットを追え (2) 歴史ある御影
27 Jan 2017
2週目のお勤めも無事終了。前半はともかく、大きな作業が一段落した後はそれなりに余裕を持って進めることができた。ランチタイムには部署を越えて雑談も弾むようになったし。せっかくの機会なので、楽しくやりたいもんです。
さて引き続き10月の阪神方面から。
おっ、2代目ジェットカー。短い駅間をかっとばすために生まれた車両ですね。
比較的細めのホーム。上屋を支える柱には、明らかに古そうなものもちらほら見受けられる。
御影は緩急接続をとるポイントでもある。各停が上下線に揃って、急行などの到着を待つこともしばしば。
実は、というか普段あまり御影には用事がなく、当駅を使うのは今日が初めて。せっかくなので下車実績を作ろう。
南側は比較的こぢんまりとした雰囲気。
北側には、今世紀になってから新たにできた商業施設・クラッセがどーんと構えている。てっきり震災後の開発かと思いきや、合併で閉校になった高校の跡地だったらしい。へぇ。
この北側、自分にとっては懐かしさを覚えるものも観ることができた。
神戸市バスのりば。近年は手前のようなライトグリーン塗装にほとんど変わっているが、奥の濃い緑の車両には大変お世話になったものだ。大学への通学の足として。
以前六甲の話で書いたかもしれんが、阪急六甲(略して阪六)経由で山を登っていく系統、ここが始発なんですわ。普段は基本的に16系統しか乗ってなかったけど、別の学部があるキャンパスへ直行したい時はこちらの36系統が便利だった。
そんなバスを眼下に見下ろしつつ、電車は高架を通り過ぎていく。
なお、のりばは行き先別にいくつか分かれており、片隅には「澤之井」の記念碑も置かれていた。
酒じゃないよ。ざっくり言うと「この地区にある井戸の水に、神功皇后の御姿が映った」のが「御影」の由来、というお話。字面もかっこいいけど、伝承としてもなかなか麗しいものがある。
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