さくらさくら ’16 叡電編 (2) 山里を訪ねて

金土日と少しずつあれこれ撮った週末だった。今週末はおうちディナーで、来週末(連休序盤)は帰省なんで、ご近所撮影はまたその後かな。連休後半の計画は今ざっくり練ってるとこ。
では引き続きえいでんの花見から。

1駅だけ乗って、二ノ瀬という駅で降りる。

上下交換可能になっており、滞在中は常にここですれ違いを行っていた。
ここを次の下車駅に選んだのにも、もちろん理由がある。早くもおなかがすいたので座れる場所でランチしたかったのもあるが、本題はそこじゃなくてだな。

ちょうどポイントのある辺りからホーム手前にかけて、まだまだ咲いている木が何本かあったから。安全に気を配りつつ、立ち位置次第でなんとかできそうだ。しかし何ですかね、その桜の手前にある若干邪魔な看板的なやつは。

というのを確認した後、ベンチに腰掛け、あらかじめ出町柳のコンビニで買っておいたおにぎりをいただく。屋外活動での食事は、どんなにインスタントなものでも美味しくしてくれるから不思議。

しかし、15分に1度のタイミングを1回食事に費やした結果、次の電車は早くも日照があやういことに。なんとか顔には日が当たった。ふぅ。背後に山があるロケーションは気を遣わんとね。

離合相手は何かと思ったら、きらら再臨。大きな窓に桜が映る。

まだコレと花のコラボは撮ってないので、返しもここで待機。

すると、ふわり風が線路上へ舞い込み、しばし見事な桜吹雪タイム。このタイミングで電車が来ないのはまぁ仕方ないっすね。

線路の奥のわずかな日差しを捉えて、薄紅が彩る駅にエースが戻ってくる。

せっかくなので、ちょっと駅の下にある集落にも足を運んでみた。きらら到着後さっさと坂を下る。そしてひとつの発見をする。

あの看板、駅名標やったんかい! 確かに駅は半ば林に埋もれるような位置にあり、アレがないと駅があることすらわかりづらい。こりゃ必要なやつでしたわ。邪魔とか言ってごめんなさい。

ホームから観て一番奥の木は、他と離れた位置にぽつんと立っていた。ちょうどそこへ、こもれびが戻ってくる。編成全体で四季を描いたデザインの、出町柳寄り先頭に描かれた桜と、現実の桜が束の間出会う。

それと入れ違いの電車を見送って、駅に戻った。

線路沿い以外にも、集落にはちらほらと大きな桜の木があるようだ。

それにしても、この長閑な風景もまた京都市内とは。意外と市域内での雰囲気の違いは大きいもんだ。

次の電車で、もうちょっと引き返すとしよう。

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