さくらさくら ’16 造幣局編 (2)

例によって車の点検終了。行くとき盛大に道を間違うも、最終的に無理やり修正して事なきを得る。1年前はあらかじめ覚えた道しか通れなかったことを考えると進歩とも言えるが、大事な交差点ことごとく逃してる時点であきませんな。
まあそれはさておき、今年の通り抜けまとめ後編。

毎年発表される「今年の花」。今回は一聴すると「ん?」という名前だった。

牡丹。桜だけど牡丹。ややこしや。もちろん花の形状から来た名前なのだが。

本家ほどではないにしろ、確かにふっくらとした柔らかな印象。全開より開きかけの方がより牡丹らしさが出るのかもしれない。

咲いてない木もまだまだあると前回書いたが、逆にもう終わってる木もやっぱりある。

特にこの大木の足元は素晴らしい絨毯状態。

造幣局の敷地内はレトロな門柱など無機物の見どころもあるんだけど、さすがにこの季節はみんな花ばかり観ている。

追い立てられるように進む前半と違い、後半は品種と実物を紐付けて観られるようになってきた。

産地で最後まで残った木が元だから「幸福」。なんかいいことあるかな。

緑系の代表格「御衣黄」。本当にびっくりするほど緑。去年とちょっと色が違うなと思ったら、これは開花間もない頃で、末期は中央が赤くなるらしい。

「貴船雲珠桜」。文字通り京都から出たもので、ついさっき貴船付近まで行ったばっかりの我々にはタイムリーな品種。

そして一番出口に近いところにあったのが「夕暮」。まさにもうすぐ日没。お後がよろしいようで。

最後に、局内ではないが周辺の名所もついでに寄ってきた。

入場前の川沿い。天満橋界隈で唯一(?)大阪城の見えるスポットは、桜と京阪も一緒に撮れる一石三鳥スポットだった。線路構造上、大阪から出ていく方の電車しか撮れないのが難点っちゃ難点。

出場後、目の前の施設がふと気になり寄ってみたら、「泉布観」という重要文化財だった。なんと明治天皇もお使いになられたとかなんとか。名称もその際の命名で「貨幣(泉布)の館(観)」だそうで。

すぐ隣もこれまた重要文化財、旧桜宮公会堂。なんで明かりがついてるかと思ったら、なんと今はリノベしてレストランになってるらしい。へぇ。そういうの多いね大阪。

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