近畿の雄ここに在り (5) 花形が集う

そういや昨日になってやっと梅雨明け宣言が出てたな。前線の配置とかいろいろ法則はあるんだろうけど、多分台風通過とともに明けてたんだろうなぁ、と、あくまでも素人考え。気象庁の中の人も苦労してるんすかね。
では引き続き近鉄標本採集のお話。

有料特急が充実しているのも、近鉄の大きなみどころ。ある程度世代交代はしていると思うけど、それでも新旧いろいろ。

赤い方の伊勢志摩ライナー。黄色いのと比べると随分派手やな。

スナックカー。見かける頻度が比較的高いような気がする。

逆にあんまり来ないのがアーバン next。滞在中にコレしか観なかった。

来るとちょっとうれしいビスタ EX。2階建ての特別感だろうか。

現時点での最大勢力というと、単純にこの日見かけた比率を元にするとアーバン plus ということになるんかね。とにかくやたら来た。

関空帰りだろうか、でっかいカートを転がす人たちが乗り込んでいった。

ただ撮影者にとっては問題がひとつあって、なんと上本町の現行ダイヤにおいては極めて高確率でかぶるみたいなんすよ。上下線同じものだからまだいいけど。

いちおう発車時になんとか編成確保することはできる。

お目当てがあって長居した結果、1時間後にほぼ同じものを撮っているわけだが。

ともかく、普通列車の合間にちょいちょい特急が来る。かなりの高頻度運転。広範囲をカバーしている会社ならではの事情だろうか。

難波まであと1駅(特急基準)。それでも最後まで気を抜かないプロの後ろ姿に、心の中で敬礼。

そう、普通は難波で終わる特急の旅。だがしかし、この日はひと味違うものにたまたま遭遇した。

「貸切」。はて、なんじゃろ? 一瞬首をかしげたが、車中の乗客を観てなんとなく察する。やたらと多い縦縞ユニフォームに縦縞キャップ、首にはタオル、そして通路を歩くじっちゃんの背中には「勝っても負けても虎命」。と、いうことは。
その場で調べて、さくっと正体判明。名古屋から阪神区間に越境して甲子園まで乗り込む、タイガース観戦ツアーの団臨であった。こんなところにも相直効果。

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