近畿の雄ここに在り (3) 差異を知る

今週の正念場「法事のハシゴ」初日となりまして。あろうことかこのタイミングで台風接近により、まず伊丹から飛べるかどうかという第一関門が気になるわけで。あと帰ってこれるかも懸念点。
よってしばらく更新も止まるが、とりあえず近鉄のお話を少しでも進めておきますか。

本数の多い地下ホームへ潜る。せっかく普段来ない駅まで来たので、ついでに標本採集的な感じで来るもの拒まずガンガン撮っておこうかと。いつ何が貴重になるかわからんからね、というのが当家の合い言葉である。

京都の地下鉄に乗り入れできる 3200 系。塗り分けが明らかに違うから覚えやすい。

先頭2両は 1230 系…でいいのか?
なにしろ近鉄といえば「車両形式が多すぎて一見さんキラー」なイメージが極めて強い。学生時代に使ったことあるのは南大阪線とアーバンライナーくらいな自分にとって、その場で見分けがつくものはごくごく少数にすぎない。

遠目には同じものにしか見えないシリーズ21も、よーく観たらなにかが違った。

9020 系はロングシートで、

5820 系はいわゆる L/C カー。ああ、うん。乗客の座ってる向きが違うね。

個人的に一番難易度高かったのがこちら。

こっちが 8000 系で、

これは 8400 系。わからん。搭載機器が違うらしいけど、見た目じゃまったくわからん。

戸惑うこちらをよそに、上下線とも淡々と停車と発車が繰り返される。

上り電車から降りてくる人の数が次第に増えてくる。そろそろ地上の各店舗も営業を始める頃だろう。

阪急みたいな色のが来たからなにかと思った。奈良線 100 周年記念のラッピングらしい。昔の車両を再現ってコンセプトになると、こういう系の色合いに収束していくのはわかる気がする。

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