雨音とレールの調べ (4) 開創の四季

来週は祭に行くつもりで休みをとっていたのだが、それは来年のお楽しみになった。いや、急遽お葬式が入りまして。もともと決まっていた土曜の法事と合わせて、3日間でさいたまと九州のハシゴが決定。がんばります。
なわけで先週末の私鉄ウォッチ、最後に南海もういっちょ。

新今宮でもうひとつ目玉列車を見かけた。

ってなんじゃこの色は! こうやがアレだとは聴いていたが、こりゃまたアレなこって。

サザンを追って難波に行き、ひとしきり鑑賞を終えた頃。別の編成がやってきた。

本題から逸れるけど、終端にこんな仕掛け(?)があったことを、その入線時に初めて知る。種別や行き先のアナウンス、すべてではないにしても一部は案内板を目視してやってたのね。

というわけで派手こうや。せっかくなので、こちらも見物していこう。

ラッピングされたのは3編成で、新今宮で観たのが紫、今来たのが赤。あと貫通顔の黒がいるらしい。黒は実車観てないけど、ポスターで比較した限りでは赤が一番まとまってるかな。

こうなった理由は高野山の記念イヤーに合わせてのこと。3年前に行った時から「開創 1200 年」の告知はされていたが、今年がその年であった。

1編成を構成する4両それぞれに、春夏秋冬を表した絵入り。他の編成も色が違うだけで絵柄は一緒っぽい。

車両によっては、扉付近に季節感があふれているものも。

車内の壁面はふつーのようだったが、ヘッドカバーだけちょっとカスタマイズ。

もしかすると普通色編成もコレにしたのかもしれんが、そっちは現物観てないのでわからん。

正面の市松模様は、おそらく金箔のイメージであろう。とにもかくにも派手の一言に尽きるが、お寺って意外と派手な一面あるからこのくらいで合ってるのかもしれんね。

そんなこんなでこの日は撤収。概ね天気を気にせず気楽に撮れるという意味では、駅めぐりもいいものだ。

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