微笑みのテリトリー (6) 前進途上

4年かぁ。早いような長いような。間接的被災(主に食料と電気の不足)で済んだ自分でも、当時の混乱を思い出すと「こういうレベルの出来事はもう遭わないに限る」と思うことには変わりない。やっぱ平穏が一番やね。
さて西武攻略は支線を淡々とこなし続けております。

是政に次の電車が来た。

幅いっぱいのワイドな2枚窓が特徴的。中から観ると、外見から受ける印象よりも外は広く見える。

そして昭和を感じる椅子は、やっぱり座り心地良好。これだけ深さのあるクッションだと、1人前ずつつけた凹凸がすごく効果的に感じる。無視して座ると本当落ち着かんもん。

ほどなくして発車。ワンマン運転で最後尾が無人なのをいいことに、後面展望を存分に楽しむ。

途中、送電線が合流して架線上を走る区間がしばらく続いた。阪神とかでよく観るアレ。柱の両端が耳っぽい処理になってるのがちょっとかわいい。

てことで武蔵境に戻り、駅を間違いなく使ったぞという記念に一旦建物外へ。高架区間なので、自由通路が地上にあるタイプ。こういうエントランスの作り方はいかにも近年のモノらしい。

中央線は「ふとん」の影響(前回参照)がまだ少々残っていたようだが、順調に国分寺まで引き返すことができた。

乗り換え改札へと向かう。しかし、「出口→」の真下に「出口ではありません」はどうなんだ。その黄色い看板をもうちょっと右に離して吊ればよかったのではないだろうか。
と、そんな改善策はさておき。

次のターゲット・多摩湖線のホームへは、少々長い渡り廊下を通る。下の道路をパスするためなので致し方ないか。このように、他線からちょっと距離を置いた場所にある路線は往々にして優先順位が低めな気がする。たびたび関西の例えで恐縮だが、西宮北口の今津南線みたいな感じ。

寒いからとさっさと先発電車に乗り込んだのだが、その電車は残念ながら、拝島線と接続する萩山止まり。否応無しに降ろされる。

つまりどっちにしろ寒いわけですよ。待合室もういっぱいやし。

結局、国分寺の次発電車じゃないと終点まで行けなかったっぽい。仕方ないので、スマイルな自販機などを眺めて待ち、10分後の電車に乗り直す。

多摩湖線も多摩川線も、基本的には白い3ドア車(新101系というらしい)。乗っている分にはあまり変化を感じないが、ともかく乗車計画は間違いなく進んでいる。

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