冬の駿河の出たとこ勝負 (3) 地域密着ゆるトーク

みっちり残業で疲れたな。今週末は近場で検討中。
わたしが富士山バックを狙いに行くと、必ずこのネタがついてくると思ってほぼ間違いない。今日はあの小さな私鉄とその周辺のお話。

吉原できっぷを買おうとして、駅員さんに言われて初めて気がついた。今日(1/10)って、日曜だ。あれが使える!

過去3回とも、土日祝日専用のフリーきっぷが使えない平日に来ていたことを、ようやく思い出した。そんな岳南鉄道で、須津をめざす。

強い陽射しが差し込む運転台を覗いたら、手前の窓ガラスの影響で紗がかかったような効果が。なんか必要以上にファンタジー。

フリーきっぷを買ったのは、言うまでもなく帰りも乗るから。が、6A を撮り終えて駅へと歩き出したわたしを、車の中から呼び止める方がいらした。
「随分人が沢山いるけど、何かお祭りでもあったんですか?」
…我々的には500系祭り絶賛開催中なわけだが、それを非鉄さん向けに簡略化して説明。どうやら超地元の方らしい。で、よく聴いてみれば「鉛筆みたいの」が一番かっこいいと。そりゃ話が早くて助かります。

しまいにはその方、一旦車から降りてまでおしゃべり続行。ここは富士山的に「平凡」だからもっと西から撮ると荒々しくてナイスとか、山側の枝垂れ桜おすすめとか、いろんな地元情報を伺う。というより、非鉄撮影地情報か?
すっかり話し込んでしまった勢いか、なんと岳鉄の駅まで送ってくださるという。いやはや、恐縮です。でも最近多いなこのパターン…。結局車中でも話は尽きず(主に聞き役)。

なわけで、予定外に富士岡までワープしたのであった。

そういえば、ここで乗り降りするのは初めてやな。早速ホームの方へ。おや?

なにかいますね。

こっちにもいますね。いつも素通りやったから、降りる駅以外がどうなってるかじっくり眺めたこともなかった。

12時のメロディが辺りに響く。霊峰はすっかり雲の中。

あっ、パンタが切れた…。などと思いつつ岳鉄初の「並び」撮影を済ませたところで、さあ先へ進もう。この後富士川へ行き、ましになった雲とましじゃない反応速度で微妙な結果に終わった次第。
この日の鉄モードは基本的にここで終了。そして富士川を去った後、旅の目的を揺るがしかねない展開が待っていた。その話は後日まとめて。

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