オトナの修学旅行 (16) 南の頭端に集う

湯治楽しかったー。って湯治のくせに日中ガンガン観光しまくってるわけだが、お宿でゆっくりしている時間はそれなりにきちんととっておりますので。しかし、平均して年1ペースでそれなりにハイクラスなお宿を使ってるわけで、歳相応の立ち居振る舞いも少しは自然になってきた…かな?
さて5月関西編、高いところ見物のついで。

地上に降りた後立ち寄ったのは、以前から2人とも行ってみたかったスポット。

阿部野橋駅。ってまた随分綺麗になったなおい!
過去に何度か書いた通り、この駅はまだ表記が「あべの橋」だった学生時代によく使っていた。2年ほど在籍していた劇団の面子が芸大の人間ばかりで、練習以外の集まり(飲み会とか諸々)がほとんど南河内で催されていたためだ。PL 花火の帰りにスーパーもみくちゃになったのもいい思い出。

一番使ったのは準急で古市、各停に乗り継いで喜志、ってパターンかなぁ。あの頃は当然行き先表示もこんなハイテクではなかった。

と、そんな懐かしトークはさておき。ここに来た理由はもうひとつある。

頭端式ターミナルだから。
梅田や南海難波ほど大規模ではないが、首都圏では絶滅危惧種になっているこのタイプ。昔使ってたとはいっても写真は皆無なんで、改めて記録しておきたいなと。つーか近鉄には多いよね。京都、奈良、名古屋。ちゃんと行ったことないけど上本町も。

ただ当駅の場合、結構な勢いで構内カーブしてるんで、並び狙いは難しい。それ以前に編成長が揃ってなさすぎ。

1番線側からだともっと無理があった。ま、ちゃんと記録してなかった光景を(車両の違いはともかく)残せただけでもよしとしよう。

当時縁がなかったものはもうひとつ。特急である。だって使う駅に停まらんのやもん。

しかしまたすんごい古そうなの使ってんなー。帰って調べたら、ざっと40年近く経ってる 16000 系だった。いやはや。

昭和の風格は重厚だが、編成はたったの2両なのでかわいくもある、というギャップ感。これで足りてるという辺りはいろいろとお察しだが、遠方に用がある場合はやっぱり欲しいよな。吉野とか。

と、駆け足で見物終了。この後新今宮から天下茶屋に回って帰った。

それにしても近鉄のカバー範囲の広さといったらもうね。確かにここから伊勢志摩、近鉄だけで行けなくはないけどさぁ。

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