OtiS IV

昼過ぎまでは洗濯物干せる程度の天気だったのに、その後急激にあやしくなって一時は雷雨。極端な変化するなぁ。てことは、そろそろ爽やかなシーズンも終わってしまうのだろうか。四季の移ろいあってこその五穀豊穣なのはわかっちゃいるけど、今くらいが一番過ごしやすいのでちょっと残念。
そんなわけで三岐線の巻最終回。

西藤原に着いて数分後。機関車が動き始めた。

一旦本線寄りに出て、またすぐにホームへ入り直す。停車後、運転士以外の皆さんが降りてきて、1分もせずに折り返し発車。どこへ行くのかと思ったら、さっきからいる重連の隣に停まった。

そのまま運転士さんも降りてきちゃったので、踏切で見物タイム。完全停車中とはいえ、この距離で重連並びは迫力がある。左(451 の方)がタキ牽引してる風に見えなくもない。

踏切が鳴ったこともあり、また駅に戻る。

そういや、旅客電車のまともな編成写真をろくに撮らずに帰ってきてしまった。沈みゆく夕日を添えてとっさの1枚。

そんな立派な編成じゃなくてもいいけど、なにかしら輸送シーンが観れるといいのだが。
新幹線が名古屋を出るのは20時台。夕飯の時間を含めて逆算すると、17:58 の富田行きに乗らないと帰れない。タイムリミットまであと20分。

しばらくして、中の人が移動を始めた。これはくるかも、と再びホームへ。

すると、451 たちがまたしても駅へ入線。ポイントが切り替えられると折り返して西端の線路に入り、タキが居並ぶさらに奥を経由して工場方面へ消えた。その後数分、音はすれども姿は見えず。だが、なにか作業をしていることは間違いない。
再び踏切が鳴り、車両の姿を目視確認した瞬間。旦那さんが感嘆の声を上げた。
「フライアッシュだ!」

うおー! 名前は知ってたけど写真でしか観たことなかったやつきたー! しかもとっさにはカウントしきれないほどびっしりと。これはたまらなく壮観。おかげで工場専用線がどういうルートで通っているか一目瞭然、という副次効果もあるとかないとか。

夕闇にも埋もれない薄いグレーの長大な車列が、どんどんこちらへ向かってくる。
なお、正確に言うとこの時点で積んでいるのは炭酸カルシウムであって、フライアッシュとは発電所からの帰りに積むものだが、どっちにしろその2品目専用ホキなので細かいことは気にしない。

機関車がホームを少し過ぎた辺りで、炭カル列車は停止した。

東海地方でしか観られない貴重な貨車・ホキ 1000 形をこれでもかと凝視しつつ、ついでにタキとの共演も楽しむ。

おそらく、旅客電車の後を追うように出発するのだろう。進行方向を静かに見つめて待っている。

その勇姿をもっと観たい気持ちもあったが、残念ながらここでタイムアップ。寄り道無用の電車は、最初に乗ったのと同じラッピング車だった。帰りの車窓からは、フライアッシュ待ちの同業さんと思しき姿が沿線に散見された。

こうして、結果的にスーパーつめこみ旅程となった2路線の旅は終了。急いで名古屋へ戻り、きしめんをさっさとすすって帰宅の途に着いたのであった。

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