踊り子で行く湯けむり紀行 (7) 時代残る

明日の祭りは盛り上がりそうやねぇ。知ってる範囲でもかなりの方が駆けつけるようだし。我々は無理のない範囲でがんばります。てなわけで伊豆旅ラスト。

麓に降りて、ついでにちょっと気になっていたエリアに足を運ぶ。

駅からちょっと離れた住宅街に、「なまこ壁」が多く残っている。白い部分がとても綺麗なので、まめに手入れされて大事に残されているのだろう。

古民家再生でよくある、内部を今風にリノベーションして使っていると思われるものもちらほら。これはブティックのようだ。

昼食処は少々悩んだ挙げ句、ロープウェイ近くの回る寿司。いかにもリーズナブルなお店だが、それでも伊豆だからそんなにへんなものは出てこない。

あとはおみやげを仕入れて、駅で列車の到着を待つことにした。所定の時刻まで開かない改札はローカル観光地によくある光景だが、ここのは随分とモダンである。

20分程して、この後乗り込む列車がやってきた。

せっかくなので、さっき撮りそびれた終端のかえるくんを添えて。

そう、復路の踊り子号はスーパーな方ではなく国鉄色濃厚な 185 系。自宅付近を轟音たてて毎日駆け抜けているのは散々観ているが、乗るのは初めて。

ここでストライプやら何やら来たらそれはそれでおもしろかったのだが、ふつーにスタンダードなタイプ。

塗装が何であれ、乗ってしまえば見慣れた国鉄空間なわけで。

今回、観るだけなら黒船やら何やらいろいろと目撃しているのだが、なにぶん車内や遠方からの撮影は厳しいものがある。ほとんど証拠写真で終わってるし。

そんな中、珍しくまともに観れたのが復刻塗装だったのは運がいいと言うべきか。

手作り感漂うおやつなどをいただきつつ、最寄り駅のちょい手前まで特急のお世話になって、まったり旅は終了。大きな機材持たずにぶらぶらするのも、たまにはいいね。

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