OtiS IV

今回の話から写真の出力サイズ(拡大表示用)をじわっと大きくしている。ブラウザ幅 1200px 以上でご覧の方はより観やすくなったと思う。が、実は自分自身が昔からの習慣で 1000 ちょいが好きということもあって正直よくわからん。写真ぶろぐでの最適サイズってどのへんなんすかねぇ。
と悩みつつ、引き続き井川線のお話。

山道をくねくね走り、ガンガン登り、他の観光マイカーの車列を離れ、こんなとこ通ってええんかいなレベルの寂れた細道を進んだ先に、次の撮影地はあった。

これはまた見事な俯瞰。
最初のポイント(前回参照)は、蛇行する川に架かっている手前の橋梁の根元付近。どんだけ登ってきたかはこれでおわかりいただけるかと。激狭道と片側交互通行ばっかりで大変でしたわ。
だがしかし、これだけの眺めは他に得難いのだろう。それを物語るかのように、埼玉からお越しの方、井川線専門という地元の方、と、こんな山奥で同業さんが2人も。なお、下の地点でも別の方が1人。そんな人気なのかこの路線。

川に面したところに見えているのが、アプトいちしろ駅。

麓からここまでは、列車は自力走行でやってくる。そこへ、待ち構えていた機関車がくっつく。

その模様を一目観ようと、乗客がわらわら降りてきて一部始終を見守っている。こんな高いとこからも観てまっせー。

数分後、無事に連結完了。トイレ休憩も含め、乗客が全員車内へ戻ったことを確認して、車掌さんが笛と手で合図を送り、いざ発車。

駅を出てすぐに 90‰ 区間へ突入。

アプト式機関車の腕の見せどころ。早くも山の影が対岸に迫り始める中、まずは川を渡る。

奥に見える長島ダムをめざして、地道に登っていく。

ダムのほとりにある、その名もズバリ長島ダム駅までの1区間。そのほぼすべてが長い長い登り坂。
もともとこの路線はもっと低いところにあったのを、ダム建設に伴って90年代に高所へ付け替え、結果としてアプト式導入に至ったらしい。旧線の遺構には後程出会うことになる。

ダム駅で登りの役目を終えた機関車が、また下る役目を得て戻ってきた。

ある程度は山の斜面に沿いつつ、できるところはショートカット。2本のレールの間で、黒く染まったラックレールが頼もしく足元を支える。

山の木々と川の流れに見守られ、着実に歩を進める。

と、こんな感じで、それぞれ肩に掛けたカメラを頻繁に取り替えては、射撃かなにかの如き勢いで山中にシャッター音を響かせていたわけである。旦那さんの 1D3 は連写のためにあるようなもの、そうでない機種でも手動でガンガン押していったので、お互いトータル撮影枚数が結構なことになった。

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