めぐるよつくに (16) 三郎国・名所巡り

先日、紙を使った加湿器的なものを買ったのだが、いざ使ってみたら水の蒸発が早い早い。容器がちっちゃいのを差し引いても、1日ですっからかん。やっぱ冬の空気は乾くんやねぇ。
では本日も引き続き土讃線界隈から、今回唯一の徳島県内行動。

徳島の名勝といえば、まず第一に挙げられるであろう大歩危峡。前述の通り車内からその風景を眺めるには場所が限られるのだが、その場所はすなわち沿線撮影スポットでもある。
道路沿いの綺麗な店で祖谷そばをおいしくいただき、おもむろに時刻表をチェック。ってすぐ来るやんけ!

あたふたしつつ、まず1枚。先日我々が乗ったのと同じアンパン南風だった。

わずかな隙間からでも、キャラどもはしっかりこちらへ主張してくる。

もうちょっとだけ橋寄りに移動して、反対方向の列車も撮ろう。

一面の緑の中、これまた深緑の川面を囲むのは、荒々しく削れた白い岩。大歩危らしい独特の景色。

さくっと撮って戻ると、さっきのそば屋の前にぽつんと、気の早い紅葉が立っていた。

さらに移動して着いたところは、秘境として大変著名な坪尻。を、遥か上から見下ろせる場所。

到着早々に鈍行が1本。あわてて捕獲。まあなんだ、落ち着いてもいっちょ撮ろうか。

と、ノーガードの岩場に立つ旦那さん。ひー。それにしても今日はノーガード撮影地が多いな。

次の特急が来るまで約15分。その間に、駅の辺りは早くも日陰に。ここに来るなら正午前後がベストか。

今度はちょっと戻って、吉野川にかかる鉄橋付近。

手前の田んぼでは、折しも稲わらのまとめ作業中。2週間早かったら黄金の風景が観れたかな。そんなことより旦那さんは、背後の徳島道が邪魔だとぼやいていた。
そんな旦那さんが、対岸の山の上に「公園」の文字を発見。道がわからず困惑しつつ、どうにかたどりついた。

まあ苦労した割にはふつーの絵だが、ともあれ俯瞰撮影も無事終了。

最後に、その公園のふもとへ。そこは佃という駅。往路の南風で運転停車した駅でもある。

ここの跨線橋で2本ばかり撮っていく。

とまあそんな感じで、移動を兼ねた撮影はぼちぼちお開き。ここから一直線に松山めざして走る走る。って一言で言うは容易いが、実際は高知からここまでの直線距離の倍近くを高速ワープすることになったわけで。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。