グリーンビューひだ (8) 流域の追跡・2

昨春に関東をてんてこ舞いにしたあの停電、今度は関西でやるかもしれないそうで。うちの実家どうかなーと思ってつい調べてみたところ、町内に対象外エリアがあるらしい。あー、役所とか色々あるもんなー。暑さ寒さに超弱い父が気になるので、対象に入ってるかどうか今度聴いてみよ。
さて、高山本線撮りながら帰るの巻後編どうぞ。

不思議なもので、撮影を続けるうちに体調の悪さが小康状態に。それを実感した最大の根拠は、おなかがすいたこと。食欲って大事やね。途中のコンビニで麺類を仕入れて食べた。なんにせよ、せっかく治ってきたものを自ら悪化させる気は更々ないので、無理しない程度に。

午後いちで着いたのは、撮影地を調べると高確率で出てくる有名スポット。
ここで、この日初めて同業の先客さんに遭遇。その方は金網に貼り付いておられたので、我々はそれ以外のところで上下2本を撮り分けることに。

まずは下りの後追いから。山裾を走りながら川の両岸を何度も行き来する、路線の特徴が凝縮されたような眺め。

ほどなくして上り。線路真上のガードだけは厳しいが、網を避ければ意外といける。この日一番の近接撮影となった。

続いて、水門近くがいいらしいとのことで、冬期ならチェーン着脱に使えそうな広い場所に車を停める。するとしばらくして別の車が後方に停車。三脚等がっちり装備のグループさんが現れた。我々は窓を開けて体力温存しつつ、通過直前まで車内待機。さて、そろそろかね。

橋上に収まるか気になっていたが、6両で見事きっちり。ずっと微風で水鏡とはいかなかったものの、さざ波模様もこれはこれでいいものだ。

さらに先へ進むと、なにやら見通しがよく青々としたエリアを発見。ちょっと行ってみよう。

しばらくすると遠くから踏切の音。きたきた。

と、このように茶畑と田んぼに囲まれた静かな場所。まもなくもう1本来るはずだから、正面も撮っていこう。

数分後。田んぼに沿ってカーブしながら下り列車が。

そういや、真横アングル以外で撮ったものは今回すべて、進行方向先頭が非貫通顔だった。こればっかりは運次第だが、ひだの顔としては圧倒的にこちらが見栄えするのでよかったよかった。

ふぅ。あんまり頑張ると疲れるし、飛騨路もそろそろ終わるし。本気撮影はここまでとして、あとはおうちに帰りましょう。

さっきの田んぼ地点から極めて近いところに、ちょうど道の駅。

アイスを食べたり野菜を買ったりしつつ、駅の真裏の信号場付近で各停どうしの交換を見物。今度こそカメラをしまって、夜までかけて帰宅したのであった。

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