梅雨を晴らす国で (1) きいろの旅

今日は午前中心に、比較的近場でぶらり撮影。一眼を持って出かけたのが月初以来久々だったことに帰宅後気づく。まあ歯医者あり台風ありその他もろもろで、なかなか出かけるチャンスも少なかったからなぁ。
さてここからはまた蔵出しシリーズ、同じく6月第3週のお話。

伊丹周辺でお客様をご案内しまくった翌日。我々は電車に乗っていた。しかもこんなところ。

新快速で姫路に行き、名物えきそばをおいしくいただき、さらに相生へ。そしてもちろん旅はまだ終わらない。乗り換え相手はもうホームで待っている。いざ座席確保、とドア前で待機。開いたら一斉に、それー。

ほっ。無事、というより余裕で座れた。
相生岡山といったら山陽でも屈指の「時間かかる&電車少ない」区間。電車によってはどう考えても座席数の釣り合わない状態で乗り継ぎを強いられることもあるだけに、たとえ余裕でも座席はしっかり押さえておきたいところ。
なお、めったに乗らないので播州赤穂経由も検討したのだが、目的地で過ごせる時間が短くなってしまうので今回は見送り。またそのうちね。

てことで、1時間少々の旅を落ち着いて堪能する。

ローカルな土地に行って思う、敷地面積が大きな民家の「ザ・実家」感。母方の本家も、立地条件こそ異なるがこれと似たような部分はある。敷地内に母屋と離れと納屋があるとか、そのへん。

途中駅のいくつかは、国鉄時代の雰囲気を今なお色濃く残している。細かい設備はアップデートしても、基本構造は雄弁だ。

と、車窓を楽しむうちに電車は着実に進み、そして岡山。

橋上駅舎はだいぶ前にすっかり近代化された当駅も、よくよく観ればかつての面影がちらほらと。

そもそも車両がコレですし。相変わらずの末期色。

改札を出て早速アレを買い、そして改めて駅前を眺める。

岡山といえば桃太郎。街の平和を見守っている。

土曜ということもあり、さすがに行き交う人の数が多い。横断歩道へと続くルートには人の流れが絶えない。我々もそこへ合流し、のりばへと移動する。
それにしてもいい天気。前日の大阪はなんだったのか。いや、この時期にこれだけ綺麗に晴れている岡山の方が特殊なのか。

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