まちに生きる化石 (1) 駅前甦る

3日ほどさぼってしまった。いや、木曜がぽつんと飛び石休日だったせいか、気が抜けたというかなんというか。この土日はまるっきり天気駄目らしいことがわかってたんで、木曜に出かけておいたのは正解やったわ。
さてここからは1月第3週末、日帰りでちょっと遠征したお話。

土曜朝。早起きして梅田まで出て、駅のパン屋へ開店と同時に入店。のんびりイートインで朝食を済ませてもなお、余裕を持って JR 構内に入ることができた。

大屋根ができて以来、日中であればそんなに表情の変わらない大阪駅。だが11番線の活気は、週末であることを強く認識させてくれる。我々が乗り込んだサンダバも、小規模の団体さんで賑わっていた。
今年は暖冬だというが、確かに雪を車窓に観たのは峠越え前後くらいで、あとは全然。

ほぼジャスト2時間で目的地到着。
今回の旅が半ば突発的に決まったのは、関西〜北陸に e5489 専用早特があるのを旦那さんが発見したのが決め手のひとつになっている。関西民になってから、東海のカードを解約してまで西の会員に乗り換えた甲斐はあったようだ。

というわけで福井にやってまいりました。ひさびさー。ざっと2年半くらいぶり。

久々なので駅前の様子が違う。

JR の駅前から直接、路面電車やバスに乗れる構造に作り変える工事。あれから随分進んだね。3月末には運用開始なので、わりと「最後の追い込み」な時期。今年は雪ろくにないからやりやすいんじゃなかろうか、と旦那さん。

ほほぅ、化石ねぇ。出るもんなら出してもらおうか(ここでは出ません)。福井の恐竜推しがこんなところまで波及。

工事に伴い、電車もわずかながら延伸。終端の車止め部分は、あらかた出来上がりつつある段階。

もうじき、ぴかぴかの駅や駅前ビルを背景に電車が走ることになる。

とりあえず現時点での電停に向かうと、早速あっちから「はじめまして」の車両がやってきた。

ふくらむ2号。明るい水色は、1号のオレンジと同様に目を引く。ちょうど田原町行きなので、コレに乗ろう。

おや、アレは…降りたい時に押すと「ぴーろっ」て鳴るボタン。いや、コレは鳴らんのだけど、鳴るやつをウィーンで押した記憶がまだ鮮明な我々。

車内は1号とだいたい同じように見えるが、ちょっと座席が良くなったり、ちょっと暖房が強くなったりしてるとのこと。さすが新車の乗り心地は快適である。

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