さっぽろ雪あそび (12) 夜行は長寿・1

昨日気が向いたので今日は牛すじカレーの日。全部1人で作ったのは初めてだが、道具と手順は確立されてるのでなんとかなった。おいしくできたかな?
さてさて札幌ですが、市電以外の乗り物のお話もここらで少々やっておくとしよう。

昼の耐寒訓練(ささら待機とも言う)によってすっかり消耗してしまい、夕飯は宿近くの飲み屋で軽めに済ませた。だが人間というのは都合のいい生き物で、ごはんを食べるとちょっと体力が戻ってくる。これは無理しなければ夜活動もできるかも。

てことで JR 来ちゃった。今年も着雪模様の鑑賞になりそうだ。

札幌へ来るといつも思うのが、優等列車の種類の豊富さ。北海道は広いから道内移動にも特急必須だし、新幹線が来るまでは東京や大阪も遠いから寝台特急が成り立つ。

頭上には色とりどりの特急看板が並ぶ。ホームには家路を急ぐ人々が並ぶ。

観光客にとっては楽しい1日の一部だが、この日は金曜日。地元の皆様としてはふつうに平日である。

何本も並んだホームのどこかに常に車両がいる。夕方から夜にかけては列車本数もやや多め。

今回は日中にだいぶ吹雪いたこともあってか、顔全面に雪をつけた車両も多かった。

731 系の正面がごついのは衝撃吸収向けらしいが、結果として窓が小さいのは除雪が楽でよかったのかも。

足下をよく観たら二重スカートのような形状。奥のものにもしっかり雪がくっついている。寒いから…じゃなくて1枚では足りなかったということか。

721 系も2本揃ってこの通り。若干間の抜けた表情にも見えるデザインだけど、つらら垂らしてまで懸命に走っているのは想像に難くない。

21時半頃になると、特急を流用した「ホームライナー」の姿も観られるようになった。こちらは更に豪快なつららというか、顔中心部が全面的に凍っているような状態。そのくらい北の大地は寒いのだ、と視覚的に再認識。いやホームに立ってるだけでも十二分に冷えるんすけど。

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