OtiS IV

まず最初に謝っておかねば。ただの握手会などでは断じてありませんでした。だって事前にイベント内容がわかんなすぎて、希少価値の感じようがなかったんだってば。まさかデビュー以来ほぼ史上初に近い内容だとか思わんかったっす。いやまじで。
結果として先日のライブの1.5倍に相当するメモができあがるほど、スーパー濃い内容だったことは間違いございません。はい。

会場概要


入場開始前から、会場入口前で大撮影会が繰り広げられていたキャンドル。横から観るとなんのこっちゃだが、用意された台に上って観ると TM30th と書いてある。終演後はだいぶ燃え進んでた。

これもかなりの人が撮影していた、エントランス入ってすぐの「本日のご宴会」掲示。他イベントが目立ちすぎる件はさておき。

なわけで、同ホテルでも一番広い宴会場・ペガサス。

予想通りフルに近い全60卓だが、横長に使うのは想定外だった。結果として最前になった15・16卓の皆様はさぞ驚かれたのではないかと。

ただテーブルは10人掛けのため、スーパーつめこみ状態。少なくとも自分のいた3x卓では「食器配置がカツカツすぎ」との感想多数。特に赤ワイングラスの取りづらさは最強。

物販&展示


別の宴会場が物販・喫茶スペースになっており、片隅でここ2年(IP 以降)の衣装が展示されていた。
会場限定品も販売されていたが、大半が事前販売開始早々に売り切れ、15時台前半時点でラゲージタグ買うのがやっと。それもイベント開始までに売れちゃってた模様。

プレイベント

司会は住吉美紀さん。
16:00 頃の開始早々、お食事の前にと、お三方がメインステージ脇より入場。
そしてまず一言挨拶を、と登場したのが、元マネージャー・立岡さん。いろいろあったけど続けてくれてありがとう、という主旨だった。

FANKS からの質問 (1)

チケットに添付されていた質問用紙(後述の抽選用紙兼用)からピックアップされたものに、その場でお三方が答えていく。ガチでぶっつけ本番だったようで、答えに詰まることも多数あったのは御愛嬌。

  1. 会いたい有名人
    木根さん:高倉健。
    ウツ:アギーレ監督。
    先生:アルゼンチンのサッカー選手全員。
  2. 30年のうち1つだけやり直せるとしたら
    木根さん:サングラスなしでデビュー。
    ウツ:いろんなことがあっての今なので、ない。
    先生:基本的にはウツに同意だが、ビジュアル系にしなくてもよかったんじゃないかと…
  3. HUGE DATA の内容は?
    先生:海外ドラマのラストシーズン的な感じ。
  4. QUIT30 ツアーで他メンバーに対して「かっこいいなぁ」と思ったところ
    先生:ウツが The Point〜 でマイクスタンドごとターンするとこ。自分的にはそこ休憩ポイントなんで。
    ウツ:木根さんギター弾けるんだね!
    木根さん:どんどん曲を書く先生と、それをどんどん歌うウツ。

乾杯の音頭

お三方含む全員にシャンパンが注がれ、ご発声はウツ担当。「オーライ?」とライブさながらの煽り付き。

ディナータイム

  • フォアグラのテリーヌ セロリラブのピューレとチェリーのコンポート グリーンマスタードソースとトリュフの香りソース
  • ビスクスープ 蓮根のフランとご一緒に
  • 真鯛のバプールと手長海老のボール仕立て アネット風味のシャンパンソース
  • 牛フィレのポワレ、プルーンとカルバドスの風味 ソースバンルージュ
  • 苺のティラミス 美しい音色とともに


普通にフルコースだったんで写真は無理矢理1枚に合成。トッピングの具材が謎、デザートのチョコが硬い、等々ツッコミながらおいしくいただきました。あとスープの器が当初デミタスカップにしか見えなかった件。

お食事の合間に VTR が2本。
1. 映画の告知
2. PlugAir 配信コメント映像のノーカット版(VISA カード、ツアーパンフ)
前者は魚料理の前だったが、後者は肉料理のサービング真っ最中。木根さんが「さーてぃーすあにばーさりー」かみかみで爆笑したけど、お肉冷めますがな(自分含め一部の人は上映直前に皿出されてた)。

あと、イベント開始前から終了後までずっと全年代の曲がランダムで BGM になっていた。しかし優雅にディナー食べてる最中に I Hate Folk は如何なものかと爆笑する当卓。

VTR/The 30-year history

デザート終了後の 18:30 頃。イベント導入部として、30年を振り返る映像が流れる。定規状の年表とともに、各年代の歴史的出来事(スペースシャトル、青函トンネル、オリンピック、震災、あいぽん等)と同時代のライブ映像を織りまぜて。なお、ナレーションは野村義男さんだったことが終盤の字幕で判明。
最後に先日のフォーラム舞台裏から楽屋に歩く映像になり、それがそのままお三方登場を連想させる展開。

トークイベント

と思ったらまさかの客席方(一般出入口と同じ並びの扉)から登場。しかもおひとりずつバラけて客席内をぐるりと練り歩いてステージへ。ついったーかどっかで見かけた表現「披露宴のお色直し」とは言い得て妙である。
なお、当卓はわたしが座っている真反対の位置を先生が通過。惜しい。

FANKS からの質問 (2)

  1. I am に出会った時の心境
    少々わかりづらいが、質問者は I am でファンになったそうで。若っ!
    木根さん:ラストの転調たけぇなー。
    ウツ:どの歌も難しいけど、特に A メロがいつものように大変。先生曲は息継ぎを探して歩く状態なんで。
    先生:(息継ぎは)自分がボーカリストじゃないんで…舞台裏で他所のボーカルさんに「ウツってすごいよね」て言われる。I am は TM 用に貯めていた歌詞・コード・転調だったんで簡単にできた。なお、先生は木根さんよりさらに高音歌ってます。
  2. ロビくん(ロボット)は元気?(ウツ指名)
    実物登場。開発者の人が専用機能を仕込んでくれたそうで、「おはようウツ」「30周年おめでとう!これからも頑張ってね」等喋ったり踊ったり。
  3. 注目の俳優・歌手・芸人
    木根さん:どぶろっく。
    ウツ:弾き語りで aiko 風の桃太郎とかやる人(「馬と魚」って人らしい)
    先生:意外と好きなのが、バンドのメンバーでソロもやってる人(だいぶ答えを焦らされたが、湘南乃風の若旦那)
  4. 女性のキュンとするポイント
    木根さん:かみかみの人。未完成感がいい。
    先生、ウツ:声。高低の問題じゃなくて心に入ってくる感じ。
  5. 他メンバーになるなら誰がいいか
    ウツ:個人的に知ってるから難しい。
    木根さん:どれも大変。
    先生:日本のバンドですよね?(←会場中から総ツッコミ)「楽な人」は楽な人なりに大変そう。
  6. 初めて買ったレコード
    質問者は Seven Days War が初 CD だそうで。
    木根さん:西郷輝彦ベスト。
    ウツ:オバ Q 音頭のソノシート。
    先生:加山雄三「君といつまでも」…のつもりで間違えて買ったベンチャーズ。いつまでたっても歌が始まらない。
  7. 金曜日のライオンの「502回目」とは何なのかの答え
    先生:「ご」と「に」は1音節で譜割しやすかったから。「さんびゃくよんかいめ」とか言いづらいし。

30周年を数字で振り返る

木根さんは30年間で「28」冊の書籍を出版
小説とノンフィクションが大半。写真集1冊、といっても脱いだわけではない。なお立岡さんから、CAROL 執筆でホテル缶詰中にこっそりメロンを頼んだ、というタレコミあり。
ウツは30年間で「859」時間ライブで歌唱(TM 名義のみ)
なお、初めて人前で歌ったのは修学旅行のバス車内でチューリップ「銀の指輪」だったそうで。
先生は30年間で「117」曲を作曲(TM 名義のみ)
TM 全体で約150曲、と聴いて先生は「少ない」。なお先生トータルでは約 1500 曲。それにしては TM の曲数が少なく思える、つまり濃いのかなと。
くいっと組曲はこれもコードを貯めてあったのでスムーズにできた。TM だけは特別に頭の中で分けてあり、この2人が表現するんだろうなーというのが念頭にある。
TM はこの30年で「80→170」になった=3人の合計年齢
なおアルフィーさんは 179、YMO さんは 191 となります。先生「若い人もいずれこうなる」。

FANKS クイズ

正解者には FANKS バッジ(ホワイト。スタッフ専用版)とか木根さんの使用済みピックを贈呈。前者は近所の人が当てたのを見せていただいた。

  1. 「震・電気じかけ」から。先生から急に翌日のギターソロを頼まれた木根さんの反応
    →「ペンギンだからスカイダイビングくらいできるよね」
    先生:木根さんは器用だから、頼めばそこそこやってくれる。
    木根さん:竹馬とかことごとくね。紅茶飲んだり東スポ読んだり(FM の小芝居)
  2. ウツが誕生日プレゼントでもらったベンガル猫の名前
    ※スタッフもメンバーもこの時まで知らず
    →「グリム」。海外ドラマのタイトルから。
  3. “FANKS “FANTASY” DYNA-MIX” で先生が感動した、初導入システムの内容
    →鍵盤に連動するライト。野外だったので余計に感動した。「未知との遭遇」ぽくて。
    なお、他のお二方はあんまり覚えていない模様。

人気投票ランキング発表

No.1 ライブ:Quit30
120票。なお2位:EXPO、3位:CAROL。
先生:嬉しい。昔の方のライブが来ると思った。
ウツ:やりがいあるからねー。
木根さん:新しいライブが1番なのは嬉しい。
先生:ジャカルタは泥水で洗い物する隣に超高層ビルという感じで、近未来と古いものが近距離で同居している。HUGE DATA は「ビッグデータより大きい」ので、情報量と2人にやってもらうことがさらに…でも詳しくはまだ考えたくない。
ウツ:初日の前とかに言われたりするので慣れてる。
No.1 アルバム:CAROL
83票。なお2位:humansystem、3位:Quit30、4位:Self Control。
木根さん、ティコのポーズをとる。
先生:当時珍しいコンセプトアルバムであり、アナログレコードの終わりを示唆。
ウツ:ロンドン録音とかねー。
木根さん:制作費1億円の半分(?)は食事かな。
先生:Still の歌詞がギリギリすぎてプロデューサーに怒られた。でもできないもんはできない。
木根さん:東京〜大阪の新幹線内で小説執筆を先生から頼まれたが、アレがなければその後も本は書いてなかった。
No.1 楽曲:I am
60票。なお2位:エレプロ、3位:Fool、4位:げわい。
先生:FANKS ならではの結果。FANKS だからこそ選んでくれた。
ウツ:先生が「歌うまいね」と。えっ今更?(脳内エコー)
木根さん:2014 年を意識した最初の作品。選んでくれてありがとう。
先生:CD 全盛期ならバカ売れしたんじゃない? ウツは表現力豊かで倍音も出てて、どんどん好きな声質になっている。
ウツ:質感は違うけど、感覚はデビュー当時の感じに限りなく近い。

プレゼント抽選会

1・2はお三方がチケット半券をひく方式。3はお三方が質問用紙をひき、なんとそこに書いてある携帯番号に電話する方式。あとは後述。

  1. ツアーグッズ福袋(3名)
    それぞれ抽選。やたら F 席に当たる(2名)。
  2. ホテル日航東京宿泊券(2名)
    ウツが抽選。また F 席1名。
  3. 各メンバーが今身につけている小物(各1名)
    木根さん:サングラス。当選した男性の目の前で早替え披露。
    ウツ:スカーフ(撮影使用歴あるかも)。首にかけてあげる時、うっかり前からかけようとする。
    先生:ネクタイ(撮影使用歴あり)。掛けた先が留守電になり、あわや再抽選かと思われたが、当選主が折り返し掛け直して滑り込みセーフ。そして輪っか状態でそのまま首にかけてあげる先生。
  4. 各テーブルに置かれた花と添付のカード(各卓1名)
    木根さんがアルファベット指定。ただ最初「K」と言ってしまう(席番は J までしかありません)。仕切り直しでまたしても F。言い直そうとするが、やっぱ F で。
  5. 30th 仕様スタッフジャンパー(1名→2名)
    先生と全員(=600人)でじゃんけん。長期戦も予想されたが、わずか3回で勝者2人のみに絞られる。先生強いよ! そして急遽当選者が増やされるナイス配慮。

最後にひとこと

木根さん:たくさんお集まり下さいまして(若干かみかみ)感謝してます。
ウツ:来年の、横浜さいたまアリーナもお楽しみに。
先生:’85 頃、デュラニーズを真似て造った FANKS という言葉。30年近く言い続けてくれて、最初は恥ずかしかったけど今は感謝しています。

※2015.1.3追記:横浜アリーナってただの言い間違いだとばかり思っていたが、元日のメルマガで3月の横アリ公演が発表されたので前言撤回。あれってつまり口が滑ったわけですね。

握手会

ここまでの4時間半+αで30周年にたっぷり思いを馳せまくった後での握手。これは必然的にテンション爆上げですわ。最後列左テーブルから順にご案内されるまで、あいぽんの指紋認証が通らなくなる程度には手に汗握る状態で待機。当卓では日帰り遠征の方が、終電を案じて先に並ばせてもらう一幕も。
握手したら再入場はできない方式。おみやげは腕に掛け、右手を空けて並ぶ。立岡さんに「空気を読んで素早くね」と言われたので素直に従いましょう。つーか立岡さんにドアマンさせていいのか。

中扉を出たところで、先生→ウツ→木根さんの順に全員と握手。お一方ずつゆっくりなんてことは全然できなくて、それ以前に何を言っていいのかまとまらず「ありがとうございました」+来年さいたまに期待している旨の一言を添えるのがやっと。
先生はシャープな、ウツはふわりと、木根さんは包み込む感じ。ほんの一瞬だったが、人柄そのまんまな感触だったように思う。
流されるように外扉を出て、しばらく右手をまじまじと見つめてしまった。今なら「握手した手が洗えない」という人の気持ちがよくわかる。衛生面どうこうじゃなくて心理的に。

おわりに

あらかじめ各席に置いてあった、引出物かと見紛うようなでかい紙袋。その正体は「30th 特製クラッチバッグ」だった。

でかい(モデル:旦那さん/身長 176cm)。A4 入ると思う。

おもてにロゴ入り。普段使いしたら消えそうで心配だが、それを差し引いてもこんな実用的なもんくれると思ってなかったので大層驚いた。チケ代約4万円のうち1万円くらいはコレ分じゃなかろうか。

総合的に判断すると、高い高いと言われたライブ5回分のお値段、この内容なら妥当。先生メルマガ枠の自分が何故当たったかは判らないままだが、普段大して発揮されないくじ運をここで使ったのは正しかったと思う。

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