OtiS IV

アルバム2年半ぶりとは久々やねぇ。海外帰り直後すぎて感想書くタイミングを完璧に逃した、昨秋シングル曲もこちらで言及させていただきます。まあ今回もタイミング逃しかけたわけだが、オリコン初週1位取った直後ということでよしとしようかと。なおシングルは新録バージョンのみ言及します(11、12、14は省略)。
いうまでもなく初回限定ブルーレイ盤を入手。幾何学的なジャケが世界観にぴったりで非常によろしいんだけど、外装フィルムはすぐ縒れるんで、箱モノも長期保存可能な袋に入れてもらえるとありがたいです。

01. Navigate
特設サイトの BGM インスト。そのまんま宇宙系の展示や番組に使えそうな直球スペーシー感。

02. Cosmic Explorer
前曲からコードだけ引き継ぎ。雰囲気は一転してプログレの香りすら漂わせる壮大さと力強さ。あえて「現実味のない」描写に終始してるのもそれを助長してる。あと若干些細な点ではあるが、終盤の Woo コーラスがほとんど声加工なしでむしろ驚いた。

03. Miracle Worker
ほんのり哀愁含みのメロディラインの影響か、ちょっぴりトライバル風味。全盛期後半の trf みたいな(すぐ先生系に例える悪い癖)。ところで英語の発音が上手くなってる気がするんだけど、やっぱ海外ツアーの成果?

04. Next Stage With YOU
ベンツのタイアップでしたな。歌としては CM で使った部分がほぼ全てで、パナの 4K(DISPLAY)と同じ扱いか。基幹部分は充分いけてるんで、もうちょっと歌うパートを盛って欲しくなる。
しかし、外車メーカーと組む=ファン層に財力があるとプロモ陣が考えているってことですかね。と、ぐろーぶがフォードと組んだ故事を想起(だからすぐ以下略)。

05. STORY
SXSW の網戸パフォーマンス曲。あの度肝抜かれた映像を脳内に浮かべながら聴くのがベスト。あえて数字カウントが日本語なのは、アメリカ向けを意識したのだろうか。全編ひたすら押しが強い尖った音色に挟まれた、簡潔な唯一の歌パートがアカペラ一歩手前。逆にインパクトがすごい。

06. FLASH (Album-mix)
ちはやふる主題歌。って随分いじったな! コードも微妙につけかえてるし、完全にダンサブルな方に振りきってるし。初回盤にはオリジナルも別 CD でついてきたが、さりげなく和風アクセントが活きてて、映画のコンセプトには当然そっちの方が合っております。むしろ映画のイメージを全力で振り払うためのリミックスがこっち。

07. Sweet Refrain (Album-mix)
前アルバム発売後すぐで影薄かった(?)シングルもリテイク。あの印象的なピアノがより前面に出てリフレイン感を強調。全体的により削ぎ落とされてシンプルになった。

08. Baby Face
これまでのアルバムなら締めに使ってたような、つい手拍子入れたくなるほんわか系軽やかソング。確かにこういうのも1曲あるとうれしい。でも改めて歌詞読むと完全に目線が年上女子。いじわるなハローと同じ子じゃなかろうか。

09. TOKIMEKI LIGHTS (Album-mix)
昨秋シングル(次曲)のカップリング。ちょっぴり押しが強くなった以外は、もともとの儚さみたいな淡い空気が心地よく残ってる。詞の内容的には新生活ソングがまた一つ増えた印象。

10. STAR TRAIN (Album-mix)
メモリアルイヤーのために作られたシングル。これだけシンプルなのに、言葉だけでちゃんと Perfume なのはすごい。元からパーフェクトなだけにわりとオリジナルを残してあるね。

13. Cling Cling (Album-mix)
サビのコード変えるだけで意外と変わるもんだな。全体的には低音を増してフロア向けにした印象。

総評:
しつこく先生系で例えちゃうけど CAROL みたいな構成やな。
コンセプトにガツンと乗っかった曲をこれでもかと畳み掛ける前半。近年のシングルを再構築してまとめあげた後半。混ぜたら世界観がぼやけてもったいないから、曲順も大筋できっぱり分けるしかなかったのだろう。レコード時代だったら A 面 B 面で分けるべき。あっ! だからディスク本体がレコードみたいな収納(紙ジャケ内部に袋入り)になっとったんか。多分違う。
ともあれ、概ね前半でおなかいっぱいになれるくらいの濃度はございますんで、買って損はなかった。付属ブルーレイはあとでゆっくり観る。

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