Review – Perfume : VOICE / 2010.08.11

ジャストなタイミングで発売になったため、これが新まっくに初めて食べさせた音楽 CD なわけでして。今のところ大ちゃん系とぱふゅしか入ってない iTunes。偏ってるのは仕様です。
少し前から FM では解禁されてたから職場で既に聴いてたが、静かな家でヘッドホンで聴くと印象が全然違うのが常。今回もそうだろうなーと思って楽しみにしてた。

01. VOICE
こういうオリエンタル方向って、過去作にありそうでなかった? でもって、案の定サビのベースが聴こえると聴こえないでは雲泥の差。完全な予定調和では終わらない、プチ曲者コード進行の主張は相変わらず強い。
それでいて、イントロもなければアウトロもなく、エフェクトも必要最小限に抑えてある辺り、「うた」であることをだいぶ意識しているなと。CM タイアップなだけあって、すぐ歌えちゃうし。

02. 575
こ、これは斬新だ。和風の五七五と洋風のラップ、アレンジも流れるようなパートと軽快に跳ねるパートの両極端。特に序盤、あぁおとなしい曲やねーと思ってのほほんと聴いてたら途中でふっとばされる。こういう遊び要素を多分に含んだ曲を、さらりとシングルに入れてくるところが好きなんだろうなぁ。
あとあれだ、時々「一時代でしか通じない可能性のある言葉」を入れてくるけど、今回は遂に来たか。「なう」。

総評:
というわけで毎度恒例のリピート祭なう。…で終わるのも芸がないので。
ぱふゅの場合「前作を踏襲」という言葉が基本的に使えないんだよな。今回も明らかにかなりフリーダムにやってる印象があるし。特に前作含め、今年出した曲がどれもこれも見事にツボに来たのは嬉しい限り。
この後ドームとかあるから来年になりそうな気がするけど、次のアルバムも楽しみ。

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