Report – Daisuke Asakura Tour 2009 live metaverse @ なんばHatch / 2009.10.31

例によってお忘れかも、もしくはそもそもご存じないかもしれませんが。うちは元々音楽系ぶろぐ。ツアー類がある時期は記事も多くなる。そして今がその時期。近頃アウェー感を抱いていた大ちゃん方面の皆様、大変お待たせいたしました。
今年は他が忙しいので若干参加本数を削ったが、やはり大阪は外せない。では、初日だけど遠慮なくネタバレ全開でレポいってみよー。

一見すると、シンセで半円形を描いた大ちゃんブースしかない空間。一応言っとくが機材はわかりません。とりあえず真正面上段に V-Synth GT、その左隣上段に prophet-5、更にその左隣上段に moog のなにか、右端上段にまっくとてのりおん。もしかしたら prophet の下は OASYS かもしれん。他にも大小いっぱい。
で、背後には3枚のスクリーン。左右は縦長、中央は横長。実はその後ろにしばちゃんがいたりして、と適当に言っていたら本当にそうだったのは後で判った。でも音的なサポさんは今回そのしばちゃんだけ。

開場自体が開演の15分前くらいやったんで、軽く20分は押してたかな。ともかく開演。

* Opening
Hello Citizens っていきなり言うからやちまだと思った人多数かと。しかーし、これはやちまからのご挨拶。Welcome to DA Metaverse 2009 とかなんとか。その後何を言ってるかと思ったら最後に Osaka City。あー、今日の日付とかか! 東京楽日で検証してみる。
そして大ちゃん登場。ところが。

01. Dream Ape Metaverse
なんすかその教祖みたいな神々しい格好は! いや確かにうちら信者だけど。そして有料サイトにも使われているキービジュアル、あれと同じ仮面つき(割とすぐ取った)。
と、衣装やポーズに目を奪われて当初曲どころではなかった件。

02. rip
当然ながら、今年の曲はちっちゃい箱の部活でしか聴いたことない。ので、天井の高いハコらしく音の広がりを堪能。

MC.
教祖様が上物を脱いだ。ら、なんすかその不思議の国のアリス状態は! 必要以上にかわいいやんけ! もう爆笑。しつつ、これを受容できる我々はやっぱり信者だと思った。
あ、ここでの喋り自体はほんの挨拶程度。

03. The Transmuters
04. Der Rattenfänger Von Hameln
このへんあまり詳細に覚えてないのは絶対その衣装のせい。

05. 創出
前半ほとんど V-Synth でやってて、音色切り替えが一瞬追いついてなかったのは覚えてる。

06. X-NIGHT
経緯を知ってると時期外れだが、元から時期色薄いからあんまり違和感ないな。

07. KISS FOR SALOME
ここはギターで。メモり忘れたけど他曲でも一部は KX つき。

MC.
やはり注目は衣装か。「やばい、脱げてくる」って素でそういうことを言わない。その時はモザイク希望だそうです。「皆さん地味ですねー」うん、今日はいつもより多めにギャップが。
今回はテクノたっぷりな感じらしい。

08. fractal VIBE
途中からパフォーマーさんが両サイドのスクリーンで影絵を演じていたのだが、この曲の時、ブロック重ねていくわ、CG は四角形が連なるわで、どう観てもテトリス。

09. Repli Eye-Program”d”
なんか短縮バージョンやった気がする。

10. ‘Blanca’
この曲で初めて「ん、ちょっとアレンジいじった?」て思ったような。

* Interlude
最初5分くらい、音も映像もない状態で何があったかと思った。当初用意していた分では尺が足らんかったんやろか。よくわからんが、とりあえず小休憩。その後結構長い SE や CG がちゃんと出たので、裏方さんのトラブルだった可能性も。

11. St. Electric
基本的にてのりおんのデモンストレーションと言えそうだ。終盤かなりカオスってた。

12. Sphere Valley
現場でとっさに曲名が出なかったその1。rip と真夏に挟まれた2曲がまだ頭に居着いてないようだ。

MC.
衣装が普通になった(赤黒ベースのチェックのスーツ)。初日故の「開けてびっくり」って幕間の5分無音のことかなと後で思った。
先日のはわいで焼けてしまい、「しまった、色黒じゃメタバースじゃない」と慌てたとかなんとか。それでだいぶ白塗りしてみた模様。でもやっぱり焼けてるよ。
さて、1曲できました。できたてを披露。

13. YaTa-raven chronicle
それがこれ。つぶやきでタイトルだけ観た段階ではてっきりワールドカップに関係あるんかと思ってたら、普通に神話の八咫烏だった。でもそれで良かった。気高いというか畏れ多いというか、ぴったりな言葉が出てこんけどそういう雰囲気。
ちなみに、パンフに烏がいるのは偶然らしい。

14. CHIMERA DRAFT
架空の生物つながりでふと思い浮かべた曲が出てきてびっくり。
この曲で顕著だったけど他曲でもちょいちょいあったのが、冒頭に元々なかったサビをつっこむパターン。曲がすぐ判別できていいかも。

15. SONIC CRUISE
メタバシリーズなので当然だが、今回インスト多いよな。

16. prime diffusion
現場でとっさに曲名が出なかったその2。全編シンセタムが入ってたらこれだと覚えておこう。

17. Nothung syndrome
「おまえ」で指さすのは定番だが、ささないと逆にド S 度が増す気がするのは考え過ぎか。

18. A Midsummer Night’s Dream
夏はもう終わったが、これで締めるというのはすごく爽やかでいいかも。

* Encore
珍しく喋らずいきなり曲に入ったよ。

19. YA・TI・MA
出た、ハイルヒ○ラーっぽいなにか。影絵もあの時を彷彿とさせる姿だったし。V で弾いてたあの音色は尺八?

MC.
「全員やちま」状態は上から観るとさぞ壮観やったかと。
本編で踊るというより聴く感じの曲が結構あるのは大ちゃんも承知の上だったようで、「踊り足らない人は後で」と部活へのお誘い。まぁ大半はハシゴ組やろな。
で、今回の締めトーク。政権とかいろんなものが変わって行く世の中、でも皆と僕と音楽は変わらない。つらい時には助けてくれる、そんな存在であれたら嬉しい。大意はこうだったかな。

20. fairy make a lie?
皆でシャラララしようと言って始まったのは、今回唯一の非メタバ曲。もう配信曲だけでライブ1本できるようになっとったんやね。と感慨深くなったのは終演後のこと。「妖精が集う」と言いながら客席を広く指し示すもんやから、えぇ確かに妖精ですって思ったのがその場では印象深い。

* まとめ
今回のわたしの整理番号は至って人並みだったのだが、運良く空いていた前ブロック最後列の通路側にいたら、これが大変おいしかった。予想以上に見通しが良く、キメラの時は勘違いできるレベル。のーとぅんも若干。こういうのは小さめなハコの醍醐味。

開演前にごとくんと合流、終演後にはななこさんに発見していただき、ななこさんのお友達さんも交えてわいわいと過ごす待ち時間。鉄と非鉄が入り混じって少々場違いなトークを繰り広げてみた。言っちゃ何だが昨年より若干人口密度が落ちたように感じていたので、こうして変わらず仲間の皆様に会えるとほっとするね。
そんなこんなで部活突入。続きは明日。

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