Review – ここはグリーン・ウッド〜青春男子寮日誌〜ヴォーカル・ミニアルバム / 2008.10.29

はぴばーすでー大ちゃ〜ん!
どんなに胃が痛くなるようなバッドニュースがあろうとも、わたしたちには大ちゃんがいるからきっと前向きでいられる。そう信じて、彼の音に身を委ねているわけで。願わくば、わたしたちの笑顔でせめて大ちゃんに多幸感のお返しができますように。

お祝いは週末に叫ぶとして、今日はこれ。ちなみにドラマの方は結局「飛ばし飛ばしでなんとなく」レベルの視聴具合。原作とも世代かぶってないし。
しかしまあ、梅田タワレコ店員さんの心中お察しします。店内の検索機だと「テレビサントラ」になってるけど、どう観てもサントラちゃうもんね。それで困った挙げ句アニソン棚に入れたんだよね。その視点で探してどうにか辿り着けたよ。

01. スカイ one
やっぱり主役の子の曲は主題歌風味になるんやな、と昨年と同じことを思った。大ちゃん流男子ポップスの定番ど真ん中メロディ、ともいう。元気で爽やか、まさに青春。ベースの刻み方がいいアクセントになってるかと。

02. キセキ moment
サビの出だしが前曲にちょっとだけ似てるかも。似たもの同士…いや似てない? コンパクトな音域に収めてあるのが、ある意味キャラの個性とかぶってたりして。
にしても、当然彼の声質に合わせて作ってあるはずだが、いつかこれをセルフカバーしてもおかしくない気がする。ソロで時々ある「ミディアムポップなごみ系」なもんで、つい。

03. レイン conceal
やたら歌い慣れててびっくりした。バックトラックともども、前曲と対照的な低音がよく響くね。こういうダークな造りを緑林で聴けるとあんまり思ってなかったので、予想外の収穫。

04. ヒカリ stream
前曲とは違う意味でちょいワル風味。狭いところに収まってられずにはじける寸前な感じというか、自分のかっこよさとかっこ悪さを両方知ってるキャラの人という印象を受けた。

総評:
四者四様。実によくできたイメージアルバム。
タイトルは基本的にキャラ名の語呂合わせ(3曲め片仮名部分だけよくわからんけど歌詞優先?)だが、本当にそれぞれ文字通り、なおかつキャラ造形通りの音が出てきたのが、ある意味痛快だった。
このあと全曲インストつき。これは現場で使うものをついでに商品化というノリなのか、はたまた我々大ちゃん派へのサービスか。後者で受け取っちゃうわたしには二度おいしい。

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