Review – access : Dream Runner / 2008.08.27

昨日三宮へ行ったのはこれをフラゲするために他ならないわけで。ほら、CD 屋のポイントは1チェーンに集中した方が集まるから。最近は専らタワレコ。店舗によって大ちゃん系に強い店とそうでない店があって、ここがどうやったか覚えてなかったけど、存外に品揃え豊富で安堵。
さて、今回はもうすっかりライブに耳が慣れてしまったが、CD 版はどうかしら。

01. Dream Runner
おぉ。ちゃんと現場に近い印象を受けた。さすが大ちゃん。むしろ音の駆け巡りが本気フリーダムなので、個性が強すぎて逆にタイアップとしては出せないかもしれん。ダウトラに続く「ファン向けに作り直し」が今回も大当たりってことでええんかな。

02. PARADISE
ツアー行った皆様の脳裏には、もれなくヒロのペン画が思い浮かんでいることだろう。あの絵につられて現場ではあんまりわかんなかった細かい音が、いちいちトロピカルであることに今更気づく。ボリューム抑えめではあるけど、南国っぽい打楽器とか笛状のものとか相当入ってるやん。隠し味の威力の大きさ。
しかし、なにげに歌詞の文章量多いよな。早口だから意識してなかっただけで。

03. Dream Runner (TV version)
やっぱりそこからイントロやったんやね。にしても、CD で聴くとえらい印象違うな。アンプでほんのり重低音乗せてるせい? TV 初出時は「なんか軽すぎ」て思ったけど、これはこれであえて TV 用に軽量化を図った結果だったのかもしれない。

04. Dream Runner (Instrumental)
でもやっぱり access としてはこっちの方が「らしい」よなぁ。
んでこれはコーラスも100%消してあるから、2ヶ所ほど数秒無音があったりするあたりがあまりにも律儀なインスト。

総評:
ライブ完全留守番で、今日初めて聴いた人の感想が知りたい。
だってもうすっかり隅から隅まで、ツアーで観てきた光景や振り付けが音と1対1対応なんだよ。ほっとくと脳内にとどまらず手が動く。つまりこのシングル自体が、この夏に実体験した記憶のプレイバック装置と化しているわけで。そんなん楽しいに決まっている。イコール、曲単体の冷静な評価がきわめて難しい。

最後にジャケその他写真について。いやー、横浜ベイサイドをここまで CG っぽく見せる人はいないよ! デザイナーの仕事的意味ではなく、生の風景の中に置かれた2人に現実味がないっつーか。特に一番内側の。これが合成って言われたら多分信じる。ツアーパンフではそこまでじゃなかってんけど、何故だ。空に雲ひとつなさすぎるせいか。
それと裏表紙で歩いてるのにツッコミたくなったが、「ランナーだけに走る」だとギャグになってまうのか。あ、走る絵は緑林キャストだけで充分ですかそうですか。

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