あくせすと行く苗場の旅・総集編 (4)

おかしい。横浜で荷物片付けなきゃいけなかったのは確かだが、東京や新宿で胃が瀕死だった(現時点でもまだあまり固形物食えない)人間が何故寝ないで延々とレポ書いてんだ。明らかに優先順位がおかしい。
でもね、気になるんだよ。書いてしまいたかったんだよ。どうしようもないなこの体質。

そんな25日深夜に書き始めた最終回は、大ちゃんもヒロも一切登場しない番外編。でも苗場ツアーには変わりないのでカテゴリ固定。

♪のりしろなし

ルミカがない。という事実を、前日とーるくんに言われるまで忘れていた事実。
そこで23日の朝、秋葉に突撃。ドンキでようやく発見し、3人×2日分を大量購入。ついでにお菓子も購入。
やべ、新幹線が。急いで東京駅入り。立ち止まる間もなくホームへ上がり、駅弁を買い、男子と分かれてゆかりんと合流したと思ったらもう発車していた。ななこさんが近隣車両2階席にいたことに気づく暇すらなかった。しくしく。

♪たにがわ&とき

Max 初乗車。1階席は駅に止まると激しく微妙な車窓。それはともかく弁当を食う。そして前の車両の男子組を観に行ったら、一番前だった。そんなところで最前列運を発揮。
その後は席戻ってスケジュール表眺めたりしてたら、意外にもあっという間に湯沢到着。こんな近いと思わなかった。すごいぞ上越新幹線。通勤できるぞ。やだけど。
休憩するゆかりんを改札階で待つ。と、そのゆかりんからメールが。
「ときが連結外してますよ」
な、なんだってー!
階段駆け上がると、そこには停車中のとき。そして…新潟へ向かう前半車両は、鼻先を両サイドから閉じながら同時にゆっくり発車していったとさ。おおお。そのタイミング且つその動きで閉じるんやー! 妙に感動。いいものをありがとう。

♪驚異の偶然

もろ雪国な在来線ホーム屋根を眺めつつ、6号館へ向かうながーいバス待ち列をなんとか乗り切り、最後尾車両でホテル入り。ちょうど沈みかけた陽の当たり具合が異様に綺麗。

早速チェックインし、ライブ服に着替えて一息ついて男子組と合流、預けてたルミカを貰いに部屋へ。しかしこの時、驚愕の事実発覚。
うちの部屋:6-3**
男子の部屋:6-4**
え? 下2桁完全一致? って真上やんけ!! 申し込みも別々で、6号館には大量にツインルームがあるのに、だ。これには心底たまげた。

♪ブランルージュ

初日ライブの服装。赤セーターのごとくんに白フリースのとーるくん。
…並んでるのを観た瞬間、脳裏に blanc and rouge の文字が浮かんだのは access ファンとして自然だよな? おかげで、主にゆかりんとの間で「ブランルージュコンビ」と呼ぶ始末。むしろ本人達に言っちゃった悪寒。勝手にすいません。
ちなみに2日めはおそろいで例の T シャツ。上着は白黒になったが、いいコンビには違いない。客観的に考えても、大ちゃんやヒロとは絶対に目が合っているはず。そっちへ視線が飛ぶのを確かに目撃した。いーなー。

♪体力の限界

初日部活参加者の2日め。ゆかりんは普通にゆったりと行動。ごとくんはスキー(すげえ)。そしてわたしはというと、胃が気持ち悪すぎて朝食に起きる事すらできず11時まで寝てた。結局エンジン掛かったのはライブ始まってから。
しかし、今度は部活まで体力温存のためまったりした方がいいのだろうかとか考えていたものの、そんなことは不可能であると、1曲めの「へーい!」は物語っているのであった。あの状態で普通に(むしろ普通以上)アゲルーやエッジをこなせる自分が不思議。

♪ハーモニー

2日めアコースティック入場後、開演待ち。流れてきた Awake でゆかりんと盛り上がる。えぇ、歌いました。しかもパート分けて。わたしが上。
部活では更に他曲も歌った。得意な音域がかぶっていないって素晴らしいね!

♪条件反射

部活明けの朝は2日ともぐだぐだなのは前述の通り。が、しかし。そこで部屋ビデオのサマスタを出すと、勝手に手が動く。体力温存するんちゃうんかい。でもほっといても動いちゃう。歯磨きや着替えの途中でも動く。もうだめっす。一種の病気に近い。

♪期待の基準

夕食。2日めだったっけ。4人全員同じスイーツを持ってくる。食う前にうっかり、
「見た目ほど美味くないってこともあるやねー」
「うん、正解」
食ってから言ってくれー! だがしかし、そこでいかにも我々的なフォロー。
「○○と一緒で『期待しないで行くと案外よかった』みたいな味?」
「そうそう」
○○に何が入るかはあえて言うまい。そしてそのスイーツ、確かにそんな味だった。

♪言葉を超えるもの

最終日。最終便のわたしとゆかりんを残し、次々に帰っていく人々。
4便のななこさん達(間に合ってよかった)。5便のとーるくんとごとくん、それにゆかりんのお友達。
バスに乗り込むとき。発車するとき。ロビーの窓越しに手を振った。いっぱい振った。寂しいけどちょっと嬉しかった。手を振りたい相手がいっぱいいることが。
…ブランルージュコンビ(て言うな)には、それどころかライブの振りまでつけてしまった件は不問にしてください。もう疲れててずっとテンションおかしかったんだよ。

♪輝ける刻印

バスが去った後、わたしとゆかりんはコートも着ずにゲレンデの麓に出た。

ぐは! まぶしー! そういえば朝、ゆかりんがカーテンを大ちゃん開け(※MC ネタ。朝いきなり開けたら眩しすぎて即閉じ)していたな。大ちゃんの気持ちわかったよ。あれは普通に閉じたくなるわ。笑ってごめんね。

そして、わたしは持っていたペットボトルであれを書いた。意外にも付近に見当たらなかったものを。

見える? AXS-XV。
しかし、踏まれていない部分の雪は思いのほか深く、これを書いたり撮ったりする間にずぼずぼ埋まってブーツに雪が入った。つめてえええ!

…さて。そんなこんなで、既に実家戻り済な故カステラは観れないものの、気持ちだけは当然しっかりあるよ。この日に対してのね。

15周年に心からおめでとう。そしてありがとう。
大ちゃん。ヒロ。access。
出会えてよかった。好きになってよかった。

永久に不滅とヒロは言ったけど、存在する限り見つめ続けたいという思いが、この苗場でよりいっそう確かなものになったよ。これからもよろしくね。

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